葬式生配信登場
2020-11-24 11:36:51
遠く離れた家族と最後のお別れをつなぐ、葬式生配信サービス開始
新たな葬式の形、エンディングキャスターの登場
株式会社フィールドキャスター(代表取締役社長:田中政和)が、遠方に住む家族でも参加できる高品質の葬式生配信サービス「エンディングキャスター」をスタートしました。これは、新型コロナウイルスの影響でオフラインでの集まりが制限されている状況において、多くの人が故人を偲ぶ大切な場に参加できるようにという思いから生まれたサービスです。
オンラインでの新しいお別れの形
「エンディングキャスター」では、スマートフォンやパソコンを使って、葬儀の生配信映像を視聴可能です。元テレビディレクターが撮影した高精細な映像は、参列者が画面越しに故人との最後のお別れをするための新しい方法を提供します。葬儀会社の調査によれば、離れた場所にいる家族もビデオ通話を通じて参加し、喜ばれるケースが増えているそうです。
参加者の声
例えば、ある海外に住む孫は、祖母の葬儀にビデオ通話で参加し、家族の絆を再確認します。また、地元で尊敬されていた教師の葬儀では、教え子たちがオンラインで参列し、その思い出を語り合う感動的な場面もありました。コロナ禍の中で、葬儀に参列できなかった人々に寄り添うこのサービスは、多くの人にとって希望の光です。
生配信の利便性と機能
「エンディングキャスター」は、YouTubeやLINE、ZOOMなどを通じて葬儀の様子をリアルタイムで配信します。特定のURLを知っている人のみがアクセスできる仕組みなので、プライバシーも安心です。また、葬儀場にモニターを設置し、現場のご遺族とオンライン参加者のコミュニケーションを活発にすることができます。さらに、双方向トーク機能やコメント機能も利用でき、参列者からの気持ちを直接届けることができる仕組みも整っています。
高品質の理由と料金プラン
この生配信が可能な理由は、企業イベントの生配信を数多く手がけた実績、6,000本以上の動画を自社YouTubeに掲載してきたノウハウがあります。また、テレビ局で用いられるハイエンドなカメラを複数使い、10年の経験を持つスタッフが撮影・生配信を行うため、クオリティも保証されています。
料金プランには、社葬などに対応した「ベーシックプラン」(400,000円、税込)と、シンプルプラン(150,000円、税込)が用意されています。それぞれのニーズに応じて柔軟に対応できるようになっています。
サービス開始の背景
このサービスを立ち上げた田中社長は、自身の父の葬儀の際、体調理由で参列できない親族がいたことをきっかけにこのプロジェクトを思いつきました。多くの人が参列したい気持ちを持ちながらも、それが叶わないという現実を見て、オンラインで最後の別れの時間を共有できる方法を模索してきたとのことです。
この新しいサービス「エンディングキャスター」は、葬儀という大切な瞬間をより多くの人と分かち合うための大きな一歩です。東京ビッグサイトでの「エンディング産業展」にも出展予定で、サービスに関心のある方々に直接情報を提供しています。
今後、多くの人々が愛する人との最期の瞬間を、距離を越えて共有できる場が広がることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社フィールドキャスター
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー29階
- 電話番号
-
03-4361-0583