観光業界の未来を切り開くオンラインサミット
観光業が大きな転換期を迎えている今、2024年11月20日(水)に「観光人材サミット ~人材から考える観光業の未来~」がオンラインで開催されます。このイベントは、株式会社やまとごころとその関連会社であるやまとごころキャリアが主催し、観光業の発展に向けた重要なテーマが議論されます。
コロナ後の観光業と人材の課題
新型コロナウイルスの影響が収束した現在、観光業界は急速な回復を見せており、2024年上半期の訪日客数は過去最高の1,778万人、旅行消費額は3.9兆円に達しました。この勢いは続き、2030年には訪日客数6,000万人、旅行消費額15兆円を目指すとの期待が高まっています。しかし、この成長の裏には「人材不足」という大きな壁が立ちはだかっています。宿泊施設の稼働率が低下し、観光施設のサービス品質が低下する事例も見られ、業界は今何が必要かを再考しなければなりません。
本サミットの目的とプログラム
観光人材サミットでは、観光業界の可能性を見直し、人材の「採用」「育成」「定着」に関する具体的なアプローチを話し合います。参加者は、その中で得られた知見を即実践に移せるようなプロジェクト事例も学ぶことができます。
プログラムの構成
サミットは二部構成で行われ、第一部では早稲田大学大学院の池上教授が基調講演を行います。テーマは「日本の観光業の可能性:経営者と従業員に開かれた未来」です。経営戦略やインバウンドビジネスの専門家による講演は、業界関係者にとって非常に貴重な内容となることでしょう。
第二部では、テーマ別のセッションが設けられ、業界のキーパーソンを招いたディスカッションが行われます。具体的には「採用」「育成/定着」「地方」という三つのテーマに焦点を当て、それぞれの課題に対する解決策を探ります。
参加方法と開催概要
本イベントはオンライン形式で、定員は1,000名(先着順)です。参加は無料であり、どなたでも申し込みが可能です。また、アーカイブ配信も用意されており、事前申し込みが必要です。このように多くの方に参加していただくことを目指しています。
イベント詳細
サミット終了後にも、参加者同士での意見交換が行われることで、新しい交流の場としても機能することでしょう。観光業の未来を切り開くための重要な一歩となるこの機会、ぜひご参加ください。