ブルータグ、地域資源を活かした事業拡大を目指す増資を実施
日本のスポーツシーンを支えるブルータグ株式会社が、事業拡大に向けて第三者割当増資を決定しました。この増資により、同社はさらなる運転資金の確保を図り、アスリート支援事業を強化する方針です。
増資の概要について
ブルータグによる今回の増資は、以下のような割当先から3,000万円と1,000万円の資金を調達するものです。
1.
Social Entrepreneur 投資事業有限責任組合 - 3,000万円
2.
西武しんきんキャピタル商店街ファンド1号 地域商業育成投資事業有限責任事業組合 - 1,000万円
3.
ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合 - 1,000万円
このように、合計で5,000万円を集めたブルータグは、資本金を3,000万円から5,500万円へと引き上げ、資本準備金も2,500万円まで増加させます。增加資の払込期日は2007年9月14日(金)に予定されています。
増資の背景と資金の用途
ブルータグの増資の目的は、主に事業の拡張に伴う運転資金の調達です。具体的な資金の使途は以下の通りです。
- - 商品開発及び商品調達
- - システム開発
- - 人材採用
- - オフィス移転
これらの施策を通じて、ブルータグはスポーツ関連の事業をさらに成長させ、幅広いアスリートの支援を目指しています。特に、知名度が低く収入を得る機会の少ないスポーツ選手に対して、アフィリエイトシステムを活用した支援を展開する計画を進めています。
ブルータグの事業モデル
ブルータグ株式会社は、スポーツ関連商品やサービスを提供する「BLUETAG.JP」を通じて、アスリートを支援する現代的なビジネスモデルを確立しています。彼らの目指すのは、単なる事業の成功ではなく、「BLUETAGアスリート」として認定された選手たちが自身の競技に専念できる環境を整えることです。
この新たなビジネスモデルは、ネット上でのアフィリエイトシステムを利用し、スポンサー企業や一般消費者、さらにはスモールスポーツに情熱を注ぐアスリート同士を結び付けることを目指しています。すなわち、互いにとってメリットのある関係を築くことで、スポーツ振興に寄与するのです。
会社概要
ブルータグ株式会社は、2006年11月に設立され、東京都港区南青山に本社を置いています。現在、社員は4名と小規模ですが、アスリート支援の理念のもと、スポーツマーケティングや商品開発、Eコマース分野で積極的に事業を展開しています。代表取締役社長の今矢賢一氏は、これらの施策を通じて、より多くのアスリートと一般の人々を結びつけ、スポーツの発展に寄与することを目指しています。
今後もブルータグ株式会社の活動から目が離せません。地域資源を最大効果で活用し、持続可能なスポーツ振興モデルを確立するための挑戦は、すべてのアスリートやスポーツファンにとって大きな期待と希望の光となるでしょう。