ミュージカル『ワイルド・グレイ』が東京公演を盛大に開幕

2024年1月8日、東京・新国立劇場小劇場にてミュージカル『ワイルド・グレイ』がついに初日を迎えました。この作品は、脚本のイ・ジヒョンと音楽のイ・ボムジェが手掛け、韓国での初演以来、多くの観客の心を掴んできました。当日は、特別な雰囲気の中、豪華なキャストが舞台を彩ります。

公演は1月26日まで行われ、その後名古屋、大阪、高崎と続く全国ツアーも控えています。今回は、福士誠治、立石俊樹、東島京、平間壮一、廣瀬友祐、福山康平といった実力派のキャストがダブルキャストで演じ分け、観客に異なる印象を与えることでしょう。

演出は根本宗子

t本作を手がけるのは、根本宗子。彼女は今回がミュージカルの初演出ですが、独自の感性で舞台表現に挑みます。神秘的でありながらも、リアルな人間関係を繊細に描く才能が高く評価されている彼女が、登場人物たちの深い感情を引き出し、観客を物語の世界へと引き込みます。

力強いキャスト陣

福士誠治（ロバート・ロス役）

福士が演じるロバート・ロスは、オスカー・ワイルドを温かく見守る存在ですが、時には情熱的な一面も見せます。その演技は作品全体に重厚感をもたらし、感情移入を促します。

立石俊樹（オスカー・ワイルド役）

立石は、美学への憧れを映すオスカー・ワイルドを軽快に演じ、その艶やかな歌声で観客を惹きつけます。彼の存在感は舞台上で際立ち、キャラクターのカリスマ性を見事に表現しています。

東島京（アルフレッド・ダグラス役）

東島の演じるアルフレッド・ダグラスは、複雑な感情を抱えた人物。華やかさと繊細さが混在し、観客の心を揺さぶるアプローチが光ります。

平間壮一（ロバート・ロス役）

平間は、ロバート・ロス役として繊細さを保ちながらも力強い演技で表現します。彼の存在は、作品に豊かな色彩を添えています。

廣瀬友祐（オスカー・ワイルド役）

多くの舞台で確かな実力を示す廣瀬。舞台上での存在感と力強い歌声で、ワイルドの情熱と苦悩を表現します。

福山康平（アルフレッド・ダグラス役）

福山は、自由でありながらも秘めた孤独を持つアルフレッド・ダグラスを演じます。彼の少し危うげな演技が、物語にさらなる深みを与えています。

生演奏が魅力

今回の『ワイルド・グレイ』では、ピアノ、バイオリン、チェロによる生演奏が、物語に美しい彩りを与えます。これらの楽器が織り成す音色は、登場人物たちの心情を響かせ、観客の情感を揺さぶる効果を生み出します。

チケット情報とイベント

東京公演は1月26日まで新国立劇場にて上演され、当日券も販売されます。特別企画としてアフタートークイベントも予定され、出演者たちの声を直接聞くチャンスもあります。

この魅力溢れる舞台『ワイルド・グレイ』。まだ観ていない方は、ぜひ劇場でその迫力と美しさを体験してください。さて、公式情報をチェックして、チケットを手に入れましょう！