新しい選択肢、日本酒缶「HITOMAKU」登場
日本酒といえば、蓋付きの一升瓶や四合瓶、またはカップ酒といったスタイルが一般的です。しかし、コロナ禍の影響で飲食店での飲酒は難しくなり、日本酒を楽しむ新しい方法が求められていました。そこで登場したのが「HITOMAKU」という新しい日本酒缶です。このプロジェクトは、ただの日本酒ではなく、手軽さと楽しさを兼ね備えた新たな飲み方を提案しています。
なぜ日本酒缶なのか?
コロナの影響で外出が制限され、多くの人が家で過ごす時間が増えました。このような環境下で、いかに気軽に日本酒を楽しむかが鍵となります。一般的な瓶酒は、開ける必要があり、飲み切らないといけないプレッシャーが伴います。また、カップ酒は量が少ないのに対し、見た目やブランドイメージから手が出にくいこともあります。こうしたニーズに応え、手軽に持ち運びができ、どんなシーンでも楽しめる缶タイプの日本酒が生まれました。
「HITOMAKU」のラインナップ
HAVEFUN RED
- - 製造元: 結城酒造株式会社(茨城県)
- - 精米歩合: 60%(純米吟醸)
- - アルコール度数: 12度
- - 内容量: 180ml(一合)
「HAVEFUN RED」は、楽しむための日本酒として位置づけられています。甘さと香りのバランスが絶妙で、やわらかな酸味が特徴です。アルコール度数は低めの12度で、お野菜を中心とした料理との相性が抜群です。
CHALLENGE BLUE
- - 製造元: 株式会社小松酒造場(大分県)
- - 精米歩合: 60%(純米吟醸)
- - アルコール度数: 13度
- - 内容量: 180ml(一合)
「CHALLENGE BLUE」は、酸味の効いた爽やかな味わいが特徴です。甘酸っぱい柑橘系のフレーバーが楽しめ、肉料理との相性が良いとされています。こちらも13度と飲みやすいアルコール度数です。
シチュエーション別の楽しみ方
缶タイプである「HITOMAKU」は、持ち運びが容易です。だから、屋外でも気軽に楽しめます。ピクニックやビーチ、スポーツ観戦など、どこにでも持って行ける手軽さがポイント。また、見栄えが良いため、SNSでも映えること間違いなし!
日本酒が好きな方はもちろん、これまで日本酒に馴染みがなかった若い世代にも親しみやすいアプローチがされています。日本酒を飲むことに抵抗がある方にも、オープンに楽しんでいただける商品です。
ブランドの想い
新しい日本酒缶「HITOMAKU」という名前には、日本酒の楽しさをより多くの人に提供したいという強い思いが込められています。難しく考えず、自分のシチュエーションや気分に応じて楽しめる日本酒を提供し、「一幕」のようにその場面を盛り上げたいという願いが表されています。
今後は、ゲーミング用日本酒や読書用、日本映画用など、シーンに応じた日本酒の展開が予定されています。これにより、日本酒の選択肢がさらに広がり、様々な体験を提供できることを目指しています。
ラベルアートの魅力
「HITOMAKU」は、視覚的な魅力を大切にしています。既存の日本酒ラベルのイメージを一新するため、美術的なアプローチが重要視され、アーティストの協力も得ています。特に、ラベルのデザインにはこだわりがあり、オンラインでのライブペイントも行われました。アートが結びついたことで、日本酒にも新たな価値が生まれました。
クラウドファンディングの実施
やはり新たな試みにはサポートが不可欠です。「HITOMAKU」は、クラウドファンディングサービス『Makuake』で支援を募っています。2021年5月までのプロジェクトで、開始からわずか三日で目標額の250%を達成したとのこと。話題性と期待の高さが窺えます。
企業情報
この新しい日本酒ブランドを手がけるのは、SakeBottlers株式会社。設立は2021年1月で、日本酒の企画・販売、イベント実施などを行っています。特に、飲むシーンを意識した新しい提案が次々と登場することを期待してます。
日本酒の新たなスタイルである「HITOMAKU」。この機会に、ぜひその味わいと楽しみを体験してみてはいかがでしょうか。