新型「AMBER X 2」
2024-09-03 12:45:33

新しい時代の微細加工を切り開くXeプラズマFIB-SEM「AMBER X 2」の登場

新型XeプラズマFIB-SEM「AMBER X 2」の登場



株式会社東陽テクニカは、2024年9月3日より新型XeプラズマFIB-SEM「AMBER X 2」の販売を開始します。この製品は、試料作製を完全自動化するAI技術を搭載しており、現在の科学技術の進歩に対応した最先端の工具と言えるでしょう。

AMBER X 2の特長



「AMBER X 2」はFIBとSEMが一体化した解析システムであり、新型FIBカラムの採用により、プラズマFIB特有の大面積加工を高スループットで実現します。特に、ナノメートル級の精度で狙った箇所を加工する能力に優れており、電子デバイスやリチウムイオン電池等の開発において、その能力を存分に発揮します。

AIによる試料作製の自動化



これまで、TEM試料作製には熟練した技術が求められ、多くの手間がかかっていました。しかし、AMBER X 2のAI技術により、この作業が完全に自動化され、スキルに依存することなく容易に高品質な試料を作製できるようになります。これにより、研究者は作業の効率を大幅に改善でき、新たな発見が期待されます。

JASIS 2024での展示



「AMBER X 2」は、2024年9月4日から6日まで幕張メッセで開催される「JASIS 2024」で国内初の展示が行われます。最新の技術に興味のある方は、ぜひこの機会にブースを訪れ、その目で新しい技術の実力を確認していただきたいです。

認知度を高める東陽テクニカ



株式会社東陽テクニカは1953年に設立され、はかる技術のリーディングカンパニーとして多岐にわたる分野で事業を展開しています。情報通信や自動車、エネルギー分野での最新技術提供に加え、5G通信やクリーンエネルギー、自動運転車の開発にも寄与しています。これらの取り組みを通じて、社会の発展と環境への配慮を両立させるための努力を続けています。

結論



新型XeプラズマFIB-SEM「AMBER X 2」は、現代のニーズに応じた高い性能を備えた装置であり、様々な素材の研究と開発において、効率的で効果的な手法を提供します。最新の技術を駆使したこれまでにない試料作製技術をぜひ体験し、未来の科学技術の発展に貢献していきましょう。


画像1

会社情報

会社名
東陽テクニカ
住所
東京都中央区八重洲1-1-6
電話番号
03-3279-0771

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。