SBI損害保険株式会社(以下、SBI損保)は、10月25日から27日にかけて開催された「GOOD LIFE フェア 2024」において聴覚障害への理解促進を目的とした取り組みを行いました。この展示会では、株式会社プラスヴォイスと連携して遠隔手話通訳サービスを提供し、ろう者や難聴者がイベントを楽しむ手助けをしました。
SBI損保は、聴覚障害者が出展企業と密接にコミュニケーションを取れるようにするために、実際に来場したろう者や難聴者に対して手話通訳を行うサービスを無償で提供しました。このサービスは、ビデオ通話を通じてリアルタイムの通訳を実現し、3日間で14件の利用がありました。参加者たちは手話通訳によって、心置きなく出展者と交流し、様々な情報を得ることができました。
また、SBI損保は、聴覚障害者が直面する課題について理解を深めるための特設Webサイトも開設しました。このサイトでは、聞こえない人々が音声情報から取り残される状況や、適切なコミュニケーション方法について紹介しています。展示会場ではそのWebサイトを詳しく紹介するチラシや、支援が必要な際に援助を示すマーク付きのオリジナルグッズを300名の来場者に配布しました。
手話やハンドサインは、聴覚障害者にとって重要なコミュニケーション手段です。例えば、指で表現できる「I LOVE YOU」のハンドサインは、愛情や尊敬を示すものとして広く認知されています。こうした手話表現を通じて、SBI損保は聴覚障害者への理解を広めようとしています。
さらに、今後もSBI損保は多様な価値観を理解し、互いに尊重し合う社会の実現に向けて活動を続けることを掲げています。社会全体が障害に対して配慮し、共生することが求められている中で、この取り組みは多くの人々の意識を高めるきっかけになることが期待されます。
SBI損保について
SBI損保は、総合的な保険業を広げるSBIインシュアランスグループの一員として、「新しい時代に、新しい保険を」という理念のもと、革新的な保険商品と優れた顧客サービスを提供しています。テクノロジーを駆使して新たな価値を生み出し、事業のさらなる発展に挑戦し続けています。
会社情報
SBIインシュアランスグループの概要
SBIインシュアランスグループは、日本のインターネット金融の先駆者であるSBIグループに属し、保険事業を展開する企業グループです。「顧客中心主義」を基本方針に掲げ、さらなる顧客満足度を追求し、付加価値を提供し続けています。