AIが支えるエンジニア採用の未来
株式会社ハイヤールー(本社:東京都渋谷区)は、エンジニア組織向けプラットフォーム「HireRoo」に新機能「AI評価」を追加しました。この機能は、AIを用いて面接官の評価を自動化し、業務を効率化するものです。エンジニア採用の新しいカタチが、ここに誕生しました。
スキル面接とは?
「スキル面接」とは、ハイヤールーが提唱する選考プロセスで、候補者が事前に提出した課題を基に、面接時にそのスキルや思考を深堀します。これにより、候補者のハードスキルとソフトスキルを効果的に測定可能にします。
新機能「AI評価」の概要
「AI評価」は、自然言語処理や機械学習の技術を駆使して、面接中に候補者が発言した内容や行動、さらには提出課題を解析し、自動で評価を生成します。
評価は、コーディングスキル、設計力、コミュニケーション能力、問題解決能力の4つの観点から行われ、客観的かつ迅速な評価が可能になります。「HireRoo」のプラットフォームを利用して実施されたビデオ面接にも対応しており、ログに基づいた多角的な評価が期待されます。
リリースの背景
面接では、面接官の「バイアス」や「評価基準の個人差」が生じることが多く、これが評価の偏りやばらつきにつながります。このような課題を解消するため、AI技術を利用したスキル面接の導入が計画されました。「AI評価」により、候補者の能力を多面的に評価できるようになり、面接官の負担も軽減されます。
これまでの成果として、名だたる企業に導入された「HireRoo」は、40,000件以上の選考をサポート。エムスリー株式会社やfreee株式会社など、150社以上での利用が進んでいます。商業用採用管理システム『sonar ATS』との連携も行われており、より多くの企業がこのシステムを利用しています。
今後の開発予定
「AI評価」はAIによる機能強化の第2弾と位置付けられ、今後もさらなる進化が期待されています。エンジニア採用におけるスキル面接の質を向上させることで、候補者の能力をより正確に見極め、採用活動の効率化に寄与する計画です。これにより、企業の人材の質が向上し、日本のエンジニアリング力を再び高めていくことを目指しています。
ハイヤールーのミッション
「Japan as No.1, again」。このミッションのもと、ハイヤールーは日本の企業が再び「モノづくり」で世界をリードすることを目指し、ソフトウェア開発者の採用や育成に取り組んでいます。高い評価を得ていたかつてのモノづくり大国の底上げを行い、エンジニアがその力を最大限に発揮できる未来を設計しているのです。
今後のハイヤールーの取り組みに、注目が集まります。エンジニア採用の領域におけるAIの活用は、確実に我々の働き方や企業の成長を変えることでしょう。