ニトリとベネッセの共同開発!新しい循環学習教材
最近、ニトリがベネッセと共同で開発した新しい探究学習教材が、全国約10,200の小中学校へ配信を開始しました。この教材は、「資源がめぐるしくみを考える~企業から学ぶ循環のくふう~」というテーマで、学校教育において環境問題や資源循環について考える機会を提供します。
教材の背景と目的
ニトリは「NITORI Group Green Vision 2050」という環境目標を掲げており、その中で「サーキュラービジネスの推進」を重視しています。具体的には、商品のライフサイクル全体での資源の使い方を見据え、持続可能な社会の実現を目指しています。このような理念を次世代の子どもたちに伝え、一緒に考えるきっかけを提供するために教材を開発しました。
この教材の内容では、ニトリがどのようにごみを減らし、資源を大切に扱っているのかを様々な視点から学ぶことができます。「使い終わった家具はどうなるのか?」や「新しい家具を作るための資源消費はどうなのか?」といった問いを通じて、子どもたちが身近な問題として感じることができるように設計されています。
教材の具体的な内容
教材の中では、「作る」「運ぶ」「使い終わった後」という3つの段階でニトリの取り組みについて詳しく学びます。各自が調べ学習を進め、得られた知識をクラスメートに発表することで、共に考え判断する力を養います。また、授業の最後には、未来に向けて自分たちに何ができるかを「自分事」として考える機会も設けています。
公開授業と体験型イベントの実施
教材の配信に先立ち、2026年3月5日には札幌市立山鼻小学校において初めての公開授業が行われました。ここでは、4年生68名が実際に教材を使用して、ニトリの循環型の取り組みを学ぶ様子が報告されています。
児童たちは、ニトリがどのようにごみを減らしているかを具体的に調べ、調査した内容を発表しました。その過程で、仲間と一緒に考える時間を持つことで、資源循環についての理解を深めることができました。
さらに、マットレスの分解と分別体験も実施され、児童たちは実際に手を動かして資源の大切さを実感しました。「簡単に分解できる」との声が上がり、楽しみながら学べたようです。こうした実体験を通して、資源循環の重要性を身をもって感じることができました。
タオルのリサイクル活動
また、授業では衣類やタオルの回収活動も行い、児童たちは家庭や学校で集めたタオルを持参しました。結果的に134枚のタオルが集まり、その重さは100kgにも及びました。このタオルたちは、ニトリによって責任を持って再活用される予定です。子どもたちの行動が未来の社会に与える影響を実感する貴重な体験となりました。
まとめ
ニトリとベネッセの新しい教材は、環境問題への理解を深めるだけでなく、子どもたちの主体的な行動を促すものとなっています。教育の現場でこの教材が広まることで、持続可能な社会に向けた意識が育まれることが期待されます。未来のリーダーである子どもたちに、資源や環境について考える力を身につけてもらうため、ニトリグループは今後も様々な取り組みを続けていくでしょう。