兵庫県姫路市でウェールズの祝祭日を楽しむスタンプラリー開催

2025年3月1日（土）、兵庫県姫路市の有名な姫路城で、ウェールズの重要な祝祭日「セント・ディヴィズ・デイ」を記念したイベントが実施されます。このイベントは、ウェールズ政府が推進する「ランダム・アクツ・オブ・ウェルシュネス」と題されたスタンプラリーで、訪れる人々にウェールズ文化を楽しむ機会を提供します。

セント・ディヴィズ・デイとは？

セント・ディヴィズ・デイは、ウェールズの守護聖人である聖デイヴィッドを讃える日であり、ウェールズの文化や伝統を祝う特別な日です。この日、ウェールズの人々は「小さな行いが大きな違いを生む」という教えを再確認し、コミュニティへの思いやりをたっぷりと注ぎます。

イベント内容

スタンプラリー

スタンプラリーは、ウェールズの伝統に基づく「小さな善意の行い」をテーマにしています。北ウェールズを拠点としたイラストレーター、ジョナサン・エドワーズがデザインした5種類のスタンプを集めるという内容で、参加者はウェールズにちなんだギフトを手に入れるチャンスがあります。スタンプを全て集めると、4月29日に大阪で行われる「ウェールズ・デー」の入場チケットが当たる抽選にも応募できます。

ウェールズの伝統音楽パフォーマンス

更に、ウェールズの伝統音楽を代表する歌手たちによるライブパフォーマンスも予定されています。この特別なステージでは、作曲家リチャード・ヴォーンによる「ふるさと」のウェールズ語版が初めて披露される予定で、観客に新しい体験を提供してくれることでしょう。

ウェールズの未来を語る

そして、今回のイベントは「Year Of Wales and Japan 2025」の一環として、ウェールズの文化を広めるだけでなく、友好関係を深める貴重な機会でもあります。ウェールズと日本は、持続可能性や創造性を重んじる共通の価値観を持ちながら、お互いの文化を尊重し、共有し合う関係を築いてきました。この一年を通じて、大阪・関西万博などの様々なイベントと連携しながら、さらなる交流を図っていく予定です。