アリババクラウドがリーダーに
2024-12-05 17:50:27

アリババクラウド、フォレスターのレポートでリーダー認定〜AIとパブリッククラウドのイノベーションを加速〜

アリババクラウドがフォレスターの評価でリーダーに選出



アリババクラウドが米国の大手調査会社、フォレスター・リサーチの「Forrester Wave™: Public Cloud Platforms Q4 2024」レポートで、リーダーとして認定されました。この栄誉は、アリババクラウドが提供するAIソリューションやパブリッククラウドプラットフォームの幅広さ、戦略の優位性、そしてグローバルな市場における存在感が評価された結果です。アリババクラウドにとって初めてのリーダー認定は、重要なマイルストーンとなります。

同レポートでは、アリババクラウドは4社のリーダーの一つとして選ばれ、サービスの質や戦略において2番目に高いスコアを記録しました。この高評価は、独自開発のAIモデルや多様な基盤モデル、さらにモデル・アズ・ア・サービス(MaaS)といったイノベーションを通じて、AI領域における変革力を示しています。

具体的には、アリババクラウドはコアインフラストラクチャにおいてAI向けの主要モデルリポジトリを提供する能力を有していると評価されています。その結果、パブリッククラウド領域での存在感がさらに強化される展望が見えています。

フォレスター社のレポートでは、「アリババは、AIの領域を超えてサーバーレスの取り組みを進化させ、強力なクラウドネイティブインフラを提供している」とされており、特にアジア・太平洋地域やヨーロッパ、中南米の企業において、アリババが選択される理由が明確に示されています。

アリババクラウドの積極的な戦略



フォレスター社によると、アリババクラウドはデータベースやデータ統合、コンテナ、Kubernetesサービス、サーバーレス/FaaSサービスを含む17の不同評価基準において、満点の評価を獲得しています。このように多岐にわたるサービスを提供することで、ユーザーに高い価値を提供することが可能です。

アリババクラウド・インテリジェンスのCTOである周靖人氏は、「クラウドネイティブなインフラとAIの能力を拡大し、顧客へのサポートを強化することが最優先事項」と述べ、企業の成長に向けた積極的なアプローチを強調しています。需要の拡大を受け、今後もアクセスしやすく、信頼性のあるクラウド製品を提供するための努力を続けていくとのことです。

新たなテクノロジーの導入



アリババクラウドでは、AIコンピューティング需要の高まりに対応するため、9月に開催された年次イベント「Apsara Conference 2024」において新たなフルスタックインフラストラクチャを発表しました。このイベントでは、100以上の大型言語モデル「Qwen 2.5」のグローバルなオープンソースコミュニティへの公開も告知されました。初めて発表された「Qwen」は、さまざまなプラットフォームで4000万回以上のダウンロードを記録しています。

さらに、アリババクラウドは中国最大のAIモデルコミュニティ「ModelScope」を構築しました。ここでは1万以上のモデルがホスティングされ、800万人以上の開発者がアクセスしています。これにより、開発者同士のコラボレーションや新たなアイデアの創出が促進されています。

国際展開の加速



アリババクラウドは、世界28地域に85のデータセンターを運営しています。今後3年間で、メキシコをはじめとする国々に新たなデータセンターを開設する計画が発表されており、これによりさらなるサービスの向上が図られることでしょう。国際企業にとっても、アリババクラウドは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。


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会社情報

会社名
アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社
住所
東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
電話番号

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