シェイクスピアin軽井沢
2023-02-27 08:30:01
軽井沢でシェイクスピアの世界を体感!演劇ワークショップ開催
軽井沢でシェイクスピアの世界を体感!演劇ワークショップレポート
2023年3月19日、長野県軽井沢町にある軽井沢芸術倶楽部にて、演劇ワークショップ『軽井沢 本の學校 第3回授業 シェイクスピア「夏の夜の夢」@軽井沢特別版』が開催されました。本ワークショップは、演劇集団カクシンハンの代表であり、シェイクスピア作品を専門とする演出家、木村龍之介氏を講師に迎え、シェイクスピアの名作「夏の夜の夢」を題材に、参加者みんなでシェイクスピアの言葉と世界を体感するユニークなプログラムです。
現代に生きるシェイクスピア
シェイクスピア没後400年。彼の作品は、今もなお世界中で上演され続けています。なぜシェイクスピアは、現代の私たちを惹きつけるのでしょうか?ワークショップでは、まずこの問いかけから始まりました。木村氏は、シェイクスピア作品の魅力を「人間を描き、世界そのものを表現している点」にあると説明。古典としてではなく、現代社会を生きる私たち自身の心の奥底に響く普遍的なテーマが、シェイクスピア作品には存在すると語りました。
五感を解き放つワークショップ
ワークショップは、五感を研ぎ澄ませる「ひらくよ、ワーク」からスタート。参加者同士の簡単な交流や、発声練習を通して、心と身体の緊張を解きほぐしていきます。その後、「夏の夜の夢」の世界観に触れ、シェイクスピアの人物像や作品の魅力を再確認する時間へ。そして、いよいよ参加者全員で「夏の夜の夢」の一場面を、即興で演じることに。役を演じた経験がない人、シェイクスピアを読んだことがない人も多くいましたが、木村氏の丁寧な指導のもと、参加者たちは徐々にシェイクスピアの言葉と世界に入り込んでいきました。
軽井沢の自然の中で、新たな発見
軽井沢の豊かな自然に囲まれた会場は、参加者たちの心をリラックスさせ、創造性を刺激しました。ワークショップの後半では、参加者たちが自由にシェイクスピアの言葉や「夏の夜の夢」から受けたインスピレーションを語り合う時間がありました。参加者からは、「シェイクスピアの言葉の力強さを感じた」「演じることで、自分自身の新たな一面を発見できた」といった感想が聞かれ、多くの人がこのワークショップを通じて、心に残る特別な体験をしたようです。
木村龍之介氏と、ゲスト講師陣
今回のワークショップを成功に導いたのは、木村龍之介氏をはじめとする、個性豊かな講師陣の存在です。木村氏は、シェイクスピアシアターや蜷川カンパニーでの経験を活かし、参加者一人ひとりに寄り添った指導で、ワークショップを盛り上げました。さらに、ゲスト講師として参加した、演出家のまんぼ(小山裕嗣)氏も、演劇を通して「生きる力を育む」という独自の視点で、ワークショップに新たな価値をもたらしました。
まとめ
軽井沢の自然の中で行われたシェイクスピア演劇ワークショップは、参加者にとって、シェイクスピアの世界を深く理解し、自分自身と向き合う貴重な機会となりました。演劇初心者から経験者まで、幅広い層の参加者が集まり、共に学び、共に創造する、活気あふれるワークショップとなりました。シェイクスピア作品に興味のある方はもちろん、演劇を通して自己表現を試みたい方にも強くお勧めできるイベントです。
会社情報
- 会社名
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株式会社あさま社
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町発地1184-31
- 電話番号
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