永谷園と日本工学院の刺激的なコラボイベント、永谷縁日が開催
2023年11月の週末、東京都大田区にある日本工学院専門学校で、特別なイベントが行われました。株式会社永谷園と同校が共同にて企画したPRブース「永谷縁日」です。未来を担う学生たちが手掛けたこのコラボレーションは、学園祭「第57回かまた祭」の一環として実現し、多くの来場者を驚かせました。
コラボの背景
日本工学院専門学校のデザイン科は、企業と協力しながら学生のクリエイティビティを育むことを目指しています。今年、永谷園とのコラボが決まり、同社の施設が近隣ということもあり、スムーズな連携が可能でした。新商品として発売された「カップ入りお茶づけ海苔」と「同さけ茶づけ」をテーマにしたブースが制作されることに。特に、屋台や縁日の雰囲気を再現するため、神社のモチーフを取り入れたデザインが選ばれました。
魅力的なデザインと学生たちの努力
6月から始まったデザイン考案は、学生たちによる数々の提案が及び、最終的に「永谷縁日」というコンセプトが採用されました。その後は打ち合わせを重ねながら、実際の制作へと進みます。9月から10月にかけて、学生たちは道具を作り上げ、縁日の楽しさを表現しました。当日、来場者が楽しめる空間を作るために、スタッフは大忙しでした。
当日の盛り上がり
11月3日と4日、実際のイベント当日には、ブースに多くの来場者が集まってきます。特別販売された「カップ入りお茶づけ海苔」や「同さけ茶づけ」の人気は高く、数時間で完売するほどの盛況ぶりでした。その売上は、大田区役所を通じて、地域の「こども食堂」の運営に寄付されることになっており、意義深い取組となっています。
来場者は、圧巻の鳥居や賽銭箱が設置された参拝スペースで心を込めた祈りを捧げたり、射的やヨーヨー釣りといったゲームを楽しんだり、思い思いの時間を過ごしました。そうした中で、学生たちも自らデザインした半纏を着用し、運営に携わっていました。
学生たちの声
イベントを振り返り、参加したデザイン科の学生は、「コラボブース制作を通じて、本当に多くの人に楽しんでもらえて感動しました。」と語っています。さらに、「企業との仕事は課題が多いですが、得られる経験は非常に貴重で、今後の成長につなげていきたいと感じています。」とのこと。
今後の展望
永谷園は、学生たちの活動や学びを応援し続けることを表明しています。将来的にも、こうしたコラボレーションを通じて、次世代育成に貢献していく方針です。
日本工学院専門学校のデザイン科の詳細については、
公式ウェブサイトを参照してください。これからも、様々な形で地域に根ざした活動を展開していくことが期待されます。