全日本U21アルティメット大会を振り返る
2024年の11月23日と24日に、奈良県奈良市にある大和高原ボスコヴィラで開催された「第7回全日本U21アルティメット選手権大会 関西・中四国地区予選A」での興奮が冷めやらぬ中、出場した全4チームが見事に来年3月に行われる本戦へと進出が決まりました。この大会は、フライングディスク競技であるアルティメットのU21世代日本一を決定するために行われており、非常に熱い戦いが繰り広げられました。
この大会には、大阪体育大学BOUHSEARS、大阪暁光高校ALBA、大阪成蹊大学プラムボンズ、そして龍谷大学ROC-A-AIRの4チームが参加しました。 その結果、第一位を獲得したのは大阪体育大学BOUHSEARSであり、続いて大阪暁光高校ALBAが第二位、そして大阪成蹊大学プラムボンズが第三位、最後に龍谷大学ROC-A-AIRが第四位に輝きました。
アルティメットとは何か
アルティメットは、2チーム、各7人編成でプレイされるスポーツです。競技は、100メートル×37メートルのフィールドで行われ、プレイヤーはフライングディスクをパスし合い、エンドゾーン内で受け取った場合に得点となります。この競技の魅力は、単なる球技の域を超えたディスクの飛ばし方や、スピード、持久力が求められるところにあります。
さらに、アルティメットの特徴の一つが「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」という概念で、選手たちは自己審判制、つまり自身でジャッジを行い、フェアプレーを重視します。この精神が競技をより魅力的にし、選手同士の尊重を育んでいます。
全国大会へ向けての道のり
「第7回全日本U21アルティメット選手権大会」は、全国各地で予選が行われ、最終的にその成績によって本戦への出場が決まります。今大会においても、116チームから1,898名が参加し、劇的なバトルが展開されました。
関西・中四国地区予選の結果を受け、各参加チームは今後の大会に向けて着実に力を高めていくことでしょう。より高いレベルのスポーツマンシップと技術の向上を目指す彼らの姿勢は、今後の大会にも期待が寄せられます。
大会の詳細については、一般社団法人日本フライングディスク協会の公式ウェブサイトで発表されており、次回の大会情報なども随時更新されています。
大会が無事に開催できたことは、選手たちや関係者全員にとって大きな喜びであり、地域のスポーツ文化の振興にもつながることを期待しています。今後のアルティメットの未来に目が離せません。