福岡女子商業高等学校と留学エージェント「スマ留」の包括連携協定
2025年10月27日、福岡女子商業高等学校(福岡県那珂川市)と留学エージェント「スマ留」を運営する株式会社リアブロードが包括的な連携協定を締結しました。この協定は、生徒たちの「挑戦したい」という意欲を尊重し、国際教育を通じて迅速に変化する社会に対応できる人材を育成することを目的としています。
協定の主な目的
本協定の目指すところは、留学という実践的な経験を通じて生徒の能力を最大限に引き出し、教育と社会とのつながりを構築する新しいモデルを創出することです。リアブロードは、豊富な留学支援のノウハウを提供し、福岡女子商業高校が重視する「生徒主体の学び」を国際的な舞台へと広げます。生徒たちが自分の可能性を見いだし、地域社会と世界を結ぶ視点を持つことが期待されています。
具体的な連携内容
協定に基づき、以下の内容が実施される予定です:
1.
留学・国際教育プログラムの支援
短期・長期の留学、オンライン交流、海外大学進学など、生徒の教育的ニーズに応じたプログラムを共同で企画・運営。
2.
英語教育との連携
国際的なテーマを扱い、探求学習を促進するための資料提供をリアブロードが行う。
3.
教員研修の実施
教員を対象とした留学支援や国際教育に関する研修を行い、教育現場の国際対応力を高める。
4.
情報提供や相談支援
生徒や教職員に対して留学や海外進学、国際キャリア形成に関する最新情報を提供し、個別相談に応じる。
5.
広報連携
双方の教材やイベント、広報を通じて地域への情報発信を行い、成果を共有する。
今後の展望
本協定を通じて福岡女子商業高校は、毎年異なるテーマを設け、海外留学や大学進学、国際キャリア教育など多様なプログラムを展開する計画が進められています。これは、生徒が「地域から世界へ挑戦する」ための新しい教育モデルを確立するためのステップとなります。
校長のコメント
福岡女子商業高等学校校長の柴山翔太氏は、「私たちの教育改革は、生徒たちの声を起点とし、その挑戦を実践につなげることに力を入れています。今回の連携により、生徒たちの挑戦の舞台が地域を越え、世界へと広がることに期待しています」とコメントしました。
代表取締役社長のコメント
株式会社リアブロードの神田慎氏は、「この度の連携により、生徒の挑戦を濃密にサポートし、国際的視野を持つ人材を育成する機会を提供できることを嬉しく思っています。多様な価値観を理解する力は、今の時代には欠かせません」と語っています。
締結概要
- - 締結日:2025年10月27日(月)
- - 場所:福岡女子商業高等学校 校内(福岡県那珂川市片縄北1丁目4番1号)
福岡女子商業高等学校について
同校は「挑戦を、楽しめ。」を教育方針に掲げ、時代の変化に応じて柔軟に教育改革を進めています。生徒の意欲を尊重した学びを重視し、校長の柴山氏はその革新的な取り組みから2023年にForbes JAPAN「Innovative Education 30」に選出されています。
会社概要
株式会社リアブロードは、留学に関するサービスを提供し、現代の教育において重要な役割を果たしています。「スマ留」や「warple」、学習メディア「留学マナビジン」などのプロジェクトを通じて、国際的な学びの場を提供しています。