育児休業の男女差
2025-07-28 14:23:20

育児休業における男女差と家事の負担に関する調査結果

働くママとパパの実態を探る



株式会社エクスクリエは、2025年6月30日に「働くママ・パパ」に関する全国的な調査を行い、男女間の育児休業取得率や家事・育児分担の実態を明らかにしました。この調査は、20歳から59歳の男女800人を対象にしたWebアンケートで、重要な発見がいくつかありました。

育児休業取得率における男女差


調査結果によると、育児休業取得経験者の割合は女性が51.3%、男性は33.8%で、男女間には17.5ポイントの差が見られました。さらに、育児休業の取得期間においても、女性は「7〜12ヶ月」取得したと答えた人が男性より24.8ポイント多く、女性の方がより長期間休業していることが明らかになりました。この結果は、依然として男女間の育児休業取得に大きな差が存在することを示しています。

配偶者の家事・育児参加の不足


次に、家事や育児の分担状況を見てみると、女性の負担が目立つことが確認されました。「食事の準備」を「主に自分が担当している」と回答した女性は80.4%に達しました。また、「子どもの体調不良時の看病」も同様に女性が主に担当することが多い結果となりました。それに対し、子どもとの遊びや会話の時間に関して、夫婦双方で同程度に参加していると答えた割合は、男性が58.7%に対し、女性は41.0%と、大きな乖離が見られました。このことからも、男女間での家事・育児分担に対する認識に差があると言えます。

意識調査から見えた家事・育児の期待


さらに、女性は配偶者に「自分から積極的に家事・育児を担当してほしい」との期待が高いことが伺え、家事・育児に関する意識差が明確に表れていました。調査では、男女の意識差を伺う質問を行ったところ、特に女性の意見が強く反映されていました。

出産・育児による生活の変化


出産や育児が生活にどのような影響を及ぼしているのかについても調査が行われました。睡眠時間の減少に関しては、女性が男性よりも21.4ポイント高い割合で「減少した」と答えています。これは、女性が育児において大きな負担を抱えていることを示唆しています。

結論


この調査の結果から、育児休業の取得率や家事・育児の負担が依然として男女間で大きな差があることが明らかになりました。特に、家事や育児は依然として女性に多くの負担がかかっており、配偶者への期待が高い女性の声が印象的でした。今後、男女間の家事・育児の公平な分担が進むことが期待されます。

詳しい調査結果は、エクスクリエの公式ウェブサイトで確認することができます。


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会社情報

会社名
株式会社クロス・マーケティンググループ
住所
東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティ24階
電話番号
03-6859-2251

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