節約と生活満足度
2025-01-29 15:19:19

節約の波、物価上昇に応じた暮らしの変化を探る

昨年の節約実態と生活の満足度



マイボイスコム株式会社は、2025年1月1日から1週間にわたり、生活と節約に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表しました。参加者は9,132名で、昨年度の生活満足度や経費を削減した理由、今後の支出計画についてのデータが収集されました。

生活満足度の実態


調査の結果、2024年の生活について「非常に満足できた」または「まあ満足できた」と感じている人は、全体の約55%に達しました。しかし、満足していないと答えた人は約45%に上り、経済状況や生活環境の影響を実感しているようです。

節約状況とその理由


昨年度に経費を節約したとする回答者は、全体の6割弱を占め、その理由として最も多かったのが「物価上昇」で、約40%が挙げています。次いで「将来の生活に備えて」が約35%、また「収入が少ない・減った」との回答も25%に達しました。これらの結果は、厳しい経済状況が国民の暮らしに大きく影響していることを示しています。

節約した項目


具体的に節約が行われた項目を見ると、「食料品」が44.2%で最も高く、続いて「外食」が37.4%でした。また、「衣料品」や「菓子・デザート類」、「公共料金」についても20%台の節約が見られ、特に食費に関する意識が高まっていることが明らかになりました。2022年以降、食料品や菓子類が節約傾向にある一方で、旅行に関しては逆に減少傾向が見受けられます。

今年の節約意識と今後の支出計画


今年の節約を意識している項目には、「食料品」が32.5%と掲げられたほか、外食や公共料金、衣料品も20%台の関心を持たれています。また、今年は昨年より多くお金をかけたいと思っている項目として、「旅行」が21.3%、「趣味・娯楽・教養」が13.0%とされています。しかし、特に若年層の男性においては「旅行」の意向が低い傾向があることも指摘されました。

幸せ感の調査結果


さらに、自分が幸福だと感じている人の割合は、全体の55%に達しました。特に高齢者層では幸福感が強く見受けられ、一方で男性の若年層ではその割合が低く、幸福感のギャップが浮き彫りになっています。成人男性にとって、幸福を感じることがより難しくなっている傾向には、社会的な課題を考える必要がありそうです。

まとめ


以上の調査結果は、昨今の経済環境が市民の生活に与える影響が色濃く現れ、多くの人が日々の暮らしに節約の意識を持ち続けていることが明らかとなりました。生活の質を維持しながら、将来への備えや幸福感を追求する姿勢が求められています。

今回の調査は、物価高騰などの外的要因に直面する中で、私たちがいかに合理的な生活を営むかを考えるきっかけになるでしょう。この結果から、今後も変化する社会に適応していくための行動が促進されることが期待されます。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
マイボイスコム株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
電話番号
03-5217-1911

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。