帰国子女アカデミーとGlobal Step Academyの経営統合発表！新たな教育エコシステムへ

英国際教育業界における重要な動き

今月、帰国子女アカデミーとGlobal Step Academyの経営統合が発表され、新たに設立されたGlobal KA Holdings（GKAHD）傘下に両者が統合された。この統合は、急速に進化する国際教育ニーズ及び日本政府の掲げる「グローバル人材育成」「英語教育改革」に対応したものであり、質の高い教育サービスを国内外の家庭に提供することを目指している。

各事業の強みとシナジー

帰国子女アカデミー（KA）

帰国子女アカデミーは2004年に設立され、バイリンガル児童を対象にアカデミックな英語教育を提供してきた。少人数制の授業を通じて、批判的思考力の育成に力を入れ、多くの生徒が国内の優れた中高に進学している。KAの代表取締役であるカヌーセン・チャールズ・マサオ氏は、「20年以上にわたって生徒が安心して学べる環境を提供してきた。この統合によって、より多くの家庭に教育サービスを届けられると確信している」と語った。

Global Step Academy（GSA）

Global Step Academyは2006年に設立され、オンライン教育やインターナショナル・プリスクールを展開している。子供たちの英語4技能、STEAM教育、グローバルコンピテンスを育てるプログラムが人気で、数千名の児童が参加している。GSAの代表取締役であるモントゴメリー道緒氏は、「統合により日本の家庭に国際教育のニーズに応じた支援を提供できる。これは私たちが単独では実現できなかった大きな一歩だ」と語った。

統合の意義

GKAHDは、今回の統合を通じて包括的な教育エコシステムを構築することを目指している。これにより、幼児期から大学進学まで、アカデミックな英語教育と受験対策を継続的に提供する環境を整備。アフタースクールや提携校との連携によって多様な学びの場を相互に提供し、国内外の学校や教育関連企業とのパートナーシップを強化する計画も盛り込まれている。