廃棄レザーを活用したワークショップが開催!
2024年10月5日と6日の2日間、大阪市のTB-SQUARE osakaにて、タカラベルモント株式会社が主催する「オオサカ サステナブル プロジェクト -Change The Angle-」が開催されました。このイベントは、関西の企業や団体が集まり、サステナビリティについて考える機会を提供するもので、参加は無料でした。
イベントでは、プロフェッショナル向けの椅子を製造する過程で発生する廃棄レザーを利用したクリスマスオーナメント作りが行われました。このワークショップには約150名の子供たちが参加し、彼らの自由な創造力を育むことを目的とした『ヘンテコ植物』をテーマにした作品作りに取り組みました。
手作りの楽しさを感じる
このワークショップは、SDGsの目標12(つくる責任つかう責任)を達成するためのひとつの試みとして企画されました。「Re:bonis」というプロジェクトの一環として、家族や友人と一緒に楽しむ体験を提供し、手作りの楽しさや喜びを伝えたいという思いがあります。講師には、京都で草木染め作品を手掛けるかばん作家、野村春花氏が参加し、無限の可能性を秘めた“ヘンテコ”な作品作りを子供たちに指導しました。野村氏は、「『ヘンテコ』というテーマは、誰でも参加しやすく、自由に表現できる素晴らしい機会だと感じている。手を動かして作ることの喜びを知ってもらえたら」と語りました。
企業の協力によるサステナビリティの推進
本イベントは、単独の企業の取り組みだけでなく、異なる視点からサステナビリティを考えられるきっかけとして、参加する企業が共同で開催する形となりました。参加者は、廃棄物を減らすための服の交換会や、大阪・西成発のファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」とのコラボ作品の展示、またユニオンエタニティ株式会社が手掛ける廃車サービスの紹介を見学することができ、多様なサステナブルな活動に触れることができました。
タカラベルモントは、「人と地球の「らしさ」を輝かせる社会を創造する」というサステナビリティポリシーを掲げ、今後も大阪を拠点に持続可能な未来社会の実現に向けた取り組みを行っていくことを約束しています。
日時と会場情報
このイベントは10月5日(土)と6日(日)の2日間、11:00から16:00まで、TB-SQUARE osakaの1階で行われました。入場や参加費用は無料で、多くの来場者にとってサステナブルな生き方について考える良い機会となったことは間違いありません。
社内イベントとの連携
なお、イベントの前日には、タカラベルモント社内でも「タカラサステナビリティフェス2024」が行われました。この社内イベントでは、サステナビリティに関する基調講演も行われ、向千鶴氏が「企業がなぜサステナビリティに取り組むべきか」をテーマに熱弁を振るいました。これにより、社員の意識を高めるとともに、実際の行動につなげることが目的とされました。
タカラベルモントは、創業100周年を迎えた2021年に新たに「美しい人生を、かなえよう。」というパーパスを制定し、持続可能な社会への貢献を目指す中で、プロフェッショナルと共に進化を続けています。今後も、サステナビリティを重視した活動を展開していくことでしょう。