地域活性化の新たな形
2025-11-19 10:27:55

高校生と共に地域活性に取り組むヤマナカの米作りプロジェクト

高校生と共に地域活性に取り組むヤマナカの米作りプロジェクト



茨城県結城に拠点を置く株式会社ヤマナカと鬼怒商業高校の生徒たちがタッグを組んで、地域の貴重な資源を活かした「米作り体験プロジェクト」を展開しました。この取り組みは、2025年11月1日に開催された『アッシーリス ゆうきマルシェ 2025』に集約され、地域住民との交流を深める重要なイベントとなりました。

プロジェクトの背景



ヤマナカは1969年に設立され、精密板金加工を主な事業としています。代表取締役社長の山中崇は、地域の小学校の再編計画を知り、地域の教育環境の変化に危機感を覚えました。そこで、地域の子どもたちのために何かできないかと考え、この米作りプロジェクトをスタートさせました。『Field to Mouth(採って食べる)』をテーマにしたライフスタイルブランド「アッシーリス」を立ち上げ、地域と連携した取り組みを進めています。

米作り体験のスタート



プロジェクトは2025年4月12日の種まきから始まりました。生徒たちは田植え、雑草取り、稲刈りなどの作業に参加し、実体験を通じて米作りの理解を深めていきました。たとえば、田植えの際は田んぼの泥に触れることで、農作業の大変さや楽しさを実感したそうです。彼らの活動は、ただの作業ではなく、実践的な学びを提供する重要な場となりました。

マルシェの準備



マルシェの成功を収めるため、生徒たちはSNS、チラシ、出店の3つのチームに分かれて活動を進めました。彼らはそれぞれの役割を担い、地域の人々に来てもらうための宣伝活動を練り上げるなど、主体的な姿勢が見受けられます。

地域との交流を通じた学び



マルシェ当日、出店チームは自身が育てた米を使ったカレーを提供し、来場者との交流を楽しみました。さらに、米作りに関するクイズ大会も開催され、地元の高齢農家も参加しました。農業の知恵が世代を超えて交流する機会は、地域のつながりを強める重要な瞬間となったのです。

循環型炊飯の実践



もう一つの目玉は、ヤマナカが開発した「にわ先かまど」による炊飯体験です。このかまどでは、稲作の副産物であるもみ殻を燃料とし、環境への負荷を軽減しつつ、美味しいご飯を炊くことが可能です。生徒たちの手で育てられたお米を使用した炊飯は、地域に息づく伝統と現代の技術の融合を象徴しました。

今後の展望と山中社長の思い



山中社長は、「クイズ大会での知恵の共有は、インターネットでは得られない貴重な体験であり、私たちの目指す『半歩先の豊かさ』を実現するもの」と振り返ります。ヤマナカは、今後も新たな教育支援や地域連携の取り組みを進めていく方針です。

業界における役割を越えた、地域活性化の新たな形を提案し続けるヤマナカ。このプロジェクトは、地域の絆を深め、未来を見据えた『学びのフィールド』としての意義を再認識させるものです。近日中には、改良版の「にわ先かまど」が家庭用商品として登場予定で、災害時の備えとしても役立つことが期待されています。ヤマナカの取り組みが、他の地域や教育界に広がり、より多くの人々に影響を与えることを望んでいます。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマナカ
住所
茨城県結城市大字矢畑字結城寺前157
電話番号
0296-35-0567

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