新潟医療福祉大学ダンス部が全国コンクールで日本一に!
新潟医療福祉大学のダンス部が、12月20日と21日に秋田で開催された「第44回あきた全国舞踊祭モダンダンスコンクール」に出場し、群舞部門で最も名誉ある「最優秀群舞賞」を受賞しました。これにより、彼らはこの栄えある賞を二年連続で手にする快挙を成し遂げました。
群舞部門とは、複数のダンサーがチームを組んでパフォーマンスを行うカテゴリーであり、競技は非常にタフです。このコンクールには、健康スポーツ学科や心理健康学科、理学療法学科、看護学科、さらには大学院生など、多様な学科の学生が参加。彼らは限られた練習時間の中で、お互いの理解を深め、表現力を高めるために努力を重ねてきました。
作品の独自性「Epistemology」
今回の受賞作「Epistemology」は振付が坪田光氏によるものです。この作品では、部員たちが思いやエネルギーを如何にして最大限に表現するかというテーマに取り組みました。彼らは試行錯誤を繰り返しながら、ダンスの表現方法を探求し、クオリティの高いパフォーマンスを作り上げました。
学生たちの喜びの声
受賞の瞬間、理学療法学科の3年生阿部晄さんは「皆様のご支援やご声援のおかげで、今年度も最優秀群舞賞を獲得することができました。今後もダンスに対する感謝の気持ちを忘れず、心に響く表現をしていきたいと思います」と、喜びと共に決意を表明しました。
指導者も喜びを語る
監督の池田恵子さんは「2連覇を成し遂げられたことに感謝しています。他の部員がソロやトリオ作品にも挑戦している姿を見て、とても嬉しく思います。今回の経験を次のステップにつなげていけるよう、さらに努力していきます」と、今後への期待を述べました。
ダンス部の歴史と成長
新潟医療福祉大学のダンス部は2013年に創設され、以来着実に成果を上げてきました。全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)をはじめ、あきた全国舞踊祭やアーティスティック・ムーブメント・イン・トヤマなどで多くの受賞歴があります。部員たちはダンスを通じた強い結束を大切にし、チームで一つの作品を創り上げる力を養っています。
医療系総合大学としての特色
新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITの6学部16学科から成る医療系総合大学で、チーム医療を実践的に学ぶ場を提供しています。独自の支援体制で、学生たちは全国トップクラスの国家試験時間内でも受験対策と就職支援を受けており、優れた実績を誇っています。
また、スポーツ系のカリキュラムも持ち、医療技術とスポーツの融合した新しい教育を展開しています。これらの環境が、ダンス部のさらなる成長を支えているのです。
NSGグループのサポート
新潟医療福祉大学はNSGグループに所属しており、教育だけでなく、健康・福祉・介護、スポーツなどの多岐にわたる事業を展開しています。地域の活性化を目指して、様々な施策に取り組んでおり、このバックボーンが大学やダンス部の成長を支えていると言えるでしょう。