SHIPSがReviCoを導入して実現したECサイトの進化
アパレルブランドの株式会社シップスが、レビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」の導入を発表しました。これにより、同社の公式ECサイト「SHIPSオンラインストア」が大きく進化し、特にコンバージョン率(CVR)の改善が目立っています。
ReviCo導入の背景
株式会社シップスは、1975年に設立され、今年で創立50周年という節目を迎えました。ブランドのコンセプトは「STYLISH STANDARD」であり、さまざまな年齢層向けに商品を展開しています。これまで、ECサイトにはレビュー機能が無く、以下のような課題を抱えていました。
- - 購入者のリアルなフィードバックを得ることができなかった。
- - 実店舗での購入者からもレビューを集めたかった。
- - 商品の魅力を第三者目線で伝えたかった。また、
- - 商品詳細ページにレビューの星評価と件数を表示する必要があった。
これらの課題を解決し、デジタルマーケティングを強化するために「ReviCo」が採用されました。
ReviCo導入による効果
2025年5月から「ReviCo」の導入が開始され、さまざまな良い結果が報告されています。具体的には、サイト全体のCVRが前年比で106%向上、さらにレビューを閲覧したユーザーのCVRは328%も高まったと言います。この成功は、従来のディスカウント施策を減らしても達成されたため、精神的な資産を築く手段としてのレビューの重要性が浮き彫りになりました。
1.
レビューのサイズ感の可視化:
収集したレビューのデータをチャート形式で表示し、視覚的にも分かりやすくなりました。
2.
独自アンケートによるレビュアーの属性把握:
「靴のサイズ」など、SHIPSが独自に用意した質問項目を通して、顧客に最も近いレビュアーの声を考慮することができるようになりました。
3.
レビューの二次活用推進:
ReviCoの管理画面では、投稿されたレビューに「商品」「サイト改善」などのタグを付けることで、次のマーケティング施策に活用しやすくなりました。
4.
Googleショッピングの活用:
提供されたレビューの星評価をGoogleショッピング広告に連携することで、集客力が向上しました。
5.
高いレビュー投稿率:
ReviCoが展開するレビュー投稿キャンペーンは、61.5%を超える応募率を誇ります。
株式会社シップスからのコメント
株式会社シップスのデジタルマーケティング課の茅野充宏課長は、レビューを導入することに対する懸念があったことを明かしました。特に、自社ECサイトではレビューを導入するかどうかの不安があったという。しかし、ReviCoを選んだ理由は、顧客が投稿しやすい仕組みが整っていることや、独自のプレゼント企画による高いレビュー投稿率の実現でした。
導入からの数値的な成果も示されており、全体的なCVRが106%改善されたことは、販売戦略として非常に意義ある一歩となりました。
ReviCoについて
「ReviCo」は、350を超えるECサイトで導入されているレビューマーケティングプラットフォームです。消費者のレビューを収集し、サイト内での表示や、データ分析を通じてマーケティング施策に役立てています。また、プレゼントキャンペーンなどを通じて、より多くのレビューを持続的に獲得する手法が注目されています。
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以上の導入により、シップスのECサイトは情報を得られる重要なプラットフォームと変貌を遂げ、今後の成長が期待されています。