提携で製造業が進化
2024-11-29 13:32:43

ウイングアーク1stとシムトップスが資本業務提携を発表、製造業の未来を変える

ウイングアーク1stとシムトップスが資本業務提携



ウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク1st)は、株式会社シムトップス(以下、シムトップス)との資本業務提携契約を締結したことを発表しました。ウイングアーク1stは11月29日付でシムトップスの株式を75株取得し、発行済株式総数の22.7%を保有します。この提携は、日本の製造業のデジタル化と生産性向上を目指すものです。

提携の背景



現在の製造業界では、原材料やエネルギーコストの管理、サプライチェーンの最適化、生産効率の向上、そして新技術への適応が求められています。これらの課題に対処するため、企業は現場力を強化し、即座に問題を解決する能力が必要とされています。特に、製造現場での判断力が競争の鍵を握ることが多くなってきています。

組立加工業では、製品が多くの個別部品の組み合わせから成り立ち、複雑なサプライチェーンを持っています。このため、現場で必要なデータマネジメントを推進することが、競争力を向上させるための重要な要素とされています。

これまでの取り組み



ウイングアーク1stとシムトップスは、かつてから電子帳票ツール「i-Reporter」とBIダッシュボード「MotionBoard」を連携させることで、製造現場の生産性を向上させる努力をしてきました。それぞれの日報の作成、検査業務、保全管理、データの可視化・分析など多岐にわたる利用がされています。

新たな資本提携により、両社は組立加工製造業への提案の幅を広げ、現場から経営まで、データに基づいた統合型ソリューションを提供していくことを目指します。

企業への影響



この提携は、大手製造業に対する生産計画や商品企画の高度化に寄与し、またスマートファクトリーの実現に向けた取り組みを強化します。両社は、現場での作業効率を向上させるためのデータ活用を進め、企業の成長を支援していきます。

シムトップスの事業概要



シムトップスは1991年に設立され、個別受注生産向けの生産スケジューラや工程管理システムの開発・販売を行っています。また、ペーパーレスの現場帳票アプリや生産管理関連ソフトウェア、エンジニアリングソフトウェアの提供も手掛けています。

今後、ウイングアーク1stとシムトップスは協力し、製造業界のデジタル化を進め、持続的な競争力を強化していくことに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
ウイングアーク1st株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
電話番号
03-5962-7400

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