夢を育む「なりたい大人白熱授業」開催
鹿児島県屋久島町にある屋久島おおぞら高等学校(通称おおぞら高校)では、特別な授業が行われる。校長である茂木健一郎氏が主催する「#なりたい大人白熱授業」だ。この授業は、毎年異なる分野で活躍する卒業生をゲストに迎え、在校生に向けて自身の経験を共有する機会を提供している。
特別ゲストの登壇
2023年度、高崎キャンパスを卒業した生徒が、今回の授業に登壇予定。彼女は在学中、CMナレーターや学院祭実行委員長を務め、その活躍ぶりは際立っていた。現在は美容の分野に興味を持ち、ブライダル業界を志して専門学校で学びながら、夢への一歩を踏み出している。彼女の経験に基づくリアルな声は、同じように進路に悩む在校生にとって貴重なものになるだろう。
授業の内容
授業では、「将来どうしよう」「進路に迷っている」といった不安を抱える生徒たちに向けて、自身の進路選択や、どのように夢を見つけたのかについて話す予定だ。発表を通じて、“なりたい大人”に近づくために今できることを模索していく。特に専門学校での学びと高校時代の経験を交えながら、自分の夢を実現するためのステップを具体的に示していく。
実施概要
この特別授業「#なりたい大人白熱授業」は、2025年5月19日(月)の11:20から12:10に実施される予定。対象は在校生及び一般視聴者で、オンラインでの視聴も可能だ。YouTubeを通じてハイライト版が公開されるほか、フルバージョンを視聴するためには、専用アプリ「おおぞらCH」に登録する必要がある。
公式YouTubeチャンネルでの視聴リンク:
おおぞら高校公式YouTube
法人概要
屋久島おおぞら高等学校は、学校法人KTC学園が運営している。理事長の前田益見が指揮を執り、2002年に設立された。広域通信制と単位制を採用し、通信制高校のサポート校としておおぞら高等学院も存在している。また、教育プログラム「なりたい大人になるための学校®」が2014年度のグッドデザイン賞を受賞していることでも知られている。
このような取り組みを通じて、屋久島おおぞら高校は、地域に根づいた教育の在り方を模索しつつ、将来を担う若者たちの夢を後押ししている。今後も多くの生徒が自分の「なりたい大人」に近づく手助けをしていくことを期待したい。