マクニカのDX支援が京都リサーチパークの未来を切り拓く挑戦
マクニカのDX支援が京都リサーチパークの未来を切り拓く挑戦
株式会社マクニカは、京都リサーチパークが推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクトに伴走支援を行いました。この支援により、京都リサーチパークは、より効果的な業務改善を促進し、未来の創発の場へと進化を遂げています。
京都リサーチパークの創発の場づくり
京都リサーチパークは、創発をテーマに研究開発型企業を集結させた新産業創出の拠点です。ここでは、コワーキングスペースやオフィス、レンタルラボが整い、524の企業と6,000人以上の利用者によって日々活用されています。
しかし、同社は2019年までにデジタル化の遅れを感じており、業務の非効率性やコミュニケーション不足が課題となっていました。そのため、自社だけではDXを進めることが難しい状況に直面していたのです。
マクニカの「Re:Alize」を導入
その中で、マクニカのオリジナル価値共創基盤「Re:Alize」を導入することを決定しました。この基盤を用いて、業務プロセスの可視化や課題の収集を行い、実に120件の現場の課題を分析。真因を特定した上で、現場と共に問題の改善に取り組む「伴走型」での支援が進められました。
取り組みの成果
1. 課題整理と具体策の展開
小規模な縦割り組織内に横断的な環境を整備し、全体で120件以上の課題を整理。これにより、3つの主要改善策へと集約することができ、効率的な課題解決が実現されました。
2. 現場とのスムーズな連携
データ化した現場の課題を経営層へフィードバックする仕組みを構築。ワークショップを通じて現場との連携が強化されました。
3. 経営層の信頼感向上
コストや利益に加え、労働生産性や社員満足度なども評価指標に取り入れることで、経営層の不安を払拭し、プロジェクトへの信頼感が強化されました。
未来の展望
今後は、プロジェクトに参加したキーマンによるノウハウの伝播や若手育成を進め、組織全体の成長を促進します。また、マーケティング環境の整備に取り組み、2024年から2025年にかけてリーダーの選定と育成に力を入れる予定です。さらに、新しいツールの導入に際しては、まず安定化を図り、データ活用による業務の効率化を進めていきます。
今後のイベントと取り組み
マクニカは2024年9月20日に、京都リサーチパークと共催のウェビナーを開催します。テーマは「孤独を打破する」で、DX推進者が直面する課題解決に向けた具体的なアプローチについてお話しする予定です。参加には事前申し込みが必要ですので、興味のある方はぜひチェックしてください。
まとめ
マクニカは、今後も京都リサーチパークでのDXプロジェクト支援を継続し、イノベーション拠点の発展に寄与していく意向を示しています。デジタル化が進む現代において、先進的な取り組みがどのように業界を変えていくのか、今後の展開に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社マクニカ
- 住所
- 電話番号
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