オリゼと日本甜菜製糖がコラボしたグラノーラ「ORYZAE GRANOLA」限定発売へ

オリゼと日本甜菜製糖が手掛ける新グラノーラ

2024年8月1日、株式会社オリゼと日本甜菜製糖株式会社が共同で開発した新商品「ORYZAE GRANOLA オリゴプレーン」が数量限定で登場します。この新たなグラノーラは、オリゼの誇る発酵技術を活用し、持続可能な農業を応援する製品として期待されています。登場の背景には、北海道の農業への強い思いが込められています。

オリゼと日本甜菜製糖の提携

オリゼは、日本の伝統的な発酵技術を用いて、社会課題を解決することを目指す企業です。特に、米を原料とした甘味料の製造に注力しており、農業の持続可能な発展へ向けた取り組みを進めています。日本甜菜製糖は、北海道産のてん菜を原料に、砂糖やその関連製品の生産を行っています。

今回のコラボレーションでは、オリゼの甘味料と日本甜菜製糖のてん菜糖蜜から作られたフラクトオリゴ糖が使われ、健康志向の強いグラノーラとして生まれ変わりました。これにより、両社は持続可能な農業の促進を図ります。

商品詳細

「ORYZAE GRANOLA オリゴプレーン」は200グラム入りで、主な成分にはフィンランド及びオーストラリアから輸入したオーツ麦、フラクトオリゴ糖シロップ、米油、米麹、そして米が含まれています。商品は公式ECサイトや楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどで購入可能で、価格は公式サイトで1,440円（税込・送料別）、その他ECモールでは1,780円（税込・送料込み）となっています。

持続可能性とサステナブルな生産

新商品は、北海道の農業における持続可能性を追求する一環として位置付けられています。北海道で栽培される「てん菜」は、農業の輪作体系に欠かせない作物であり、しかし現在は生産者の高齢化や人口減少が影を落としています。この問題に対し、両社は技術開発や生産支援を行い、てん菜の持続可能な生産を支援することに尽力しています。

オリゼは、古米をアップサイクルすることにより、持続的な甘味料を生み出すことでも知られています。この技術を生かし、フラクトオリゴ糖の需要を高めることで、北海道農業のさらなる発展を目指しています。

「FIVE WIN」と「日甜アグリーン戦略」

今回の取り組みは、オリゼが掲げる「FIVE WIN」という方針に基づいており、これは社会全体における持続可能な関係を築く姿勢を反映しています。また、日本甜菜製糖の「日甜アグリーン戦略」も、この共同プロジェクトの重要な側面です。両社はそれぞれの技術とビジョンを共有し、持続可能な未来を切り開く取り組みを続けていくでしょう。