AI時代に求められる人の力と日本企業の未来
2026年6月2日、テイラー社主催のウェビナー「The Big Picture」で、元三菱マテリアルCIOである板野則弘氏が、日本企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の現状と課題について詳細に語ります。このウェビナーでは、日本企業独特の業務の複雑さを取り上げ、DX実現の障壁を探ります。
業務の複雑性の背景
アメリカと比較すると、日本のビジネス環境は極めて多様で、業務の種類が1億にも及ぶと言われています。これは、米国の100〜200種類で成立するビジネスモデルと対照的です。この“数の暴力”は、日本企業がERP(Enterprise Resource Planning)の導入においてどのような困難に直面しているのかを示す重要な要因となっていると板野氏は指摘します。
ウェビナーでは、ERPの失敗要因にも言及されます。具体的には、企業の経営層と現場の認識にズレが存在し、業務のデジタル化を進める上での障壁となっています。「ERPは誰のものか」というテーマを通じ、経営の視点からITが直面する課題を深掘りする機会となります。
AIと人の力
また、AIの進化が進む中で、なぜ人の力がより一層重要視されるのかについても焦点を当てています。板野氏は、AIによって省略される労力の先にある“最後の2%”が、実際には売上や利益に影響を及ぼす人の意志や創造性であると強調します。堅実な業務運営だけではなく、イノベーションや新たなビジネスモデルの構築においては、人の力が不可欠です。
日本企業が持つ競争優位性はどこにあるのでしょうか。この問いを解くためには、単にITを導入するだけではなく、企業文化や業務プロセスの改革も見直す必要があります。
ウェビナーの概要
このウェビナーは、6月2日にオンラインで開催され、参加者は事前登録により無料で参加することができます。登壇者には、板野氏に加え、テイラー社の代表である柴田陽氏がモデレーターを務め、ラジオパーソナリティである関口舞氏がMCとして参加します。実際のビジネスの現場での経験を踏まえた貴重な意見や視点を得られるチャンスです。
参加方法
興味がある方は、
こちらから事前登録を行ってください。当日参加できない方も事前登録があれば、後日アーカイブ配信で視聴可能です。デジタル化が進む中で、日本企業が競争力を維持するために何が必要か、一緒に考えてみましょう。