ブランドUSAが旅行需要を促進する新施策を発表
アメリカ合衆国の公式観光マーケティング団体である
ブランドUSAは、フロリダ州フォートローダーデールで開催中の旅行業界イベント「IPW」において、海外からの訪米旅行需要を喚起するための新たなマーケティング施策を打ち出しました。これは、建国250周年やFIFAワールドカップ、ルート66開設100周年を迎える今年において、特に重要なタイミングに行なわれたものです。これらのイベントが観光需要に与える影響を踏まえた施策が圧倒的に必要とされています。
提案される二つの施策
今回提案された新施策は主に二つです。ひとつは「Get Facts. Get Going.」、もうひとつは「アメリカン・オリジナルズ」です。この2つの施策は、昨年10月にスタートした「アメリカ・ザ・ビューティフル」キャンペーンの延長として位置づけられます。
「Get Facts. Get Going.」の概要
この施策のキャンペーン内容は、アメリカへの渡航を考える旅行者が抱くビザ申請や入国審査についての疑問や不安を解消し、正しい情報を提供することです。そのための情報は、公式ウェブサイト「Visit The USA」に設けられた特設ページを通じて発信されます。テーマは「Travel with Confidence to the USA(安心してアメリカへ)」。
特設ページでは、ビザ申請の方法や料金、入国審査の流れ、国立公園に関する情報など、旅行者が必要とする最新の正確な情報を一元的に提供します。今後はこのページから、非移民ビザに関する情報や、ESTA申請時のSNSアカウント情報に関するガイダンスも発信される予定です。加えて、デジタル広告やSNSを介した情報発信に加え、旅行会社向けのトレーニングプログラムやメディア関係者向けのプレスツアーも計画されています。
「アメリカン・オリジナルズ」のコンテンツ
次に、二つ目の施策「アメリカン・オリジナルズ」は、アメリカの建国250周年を記念した文化や地域の物語を旅行者に伝えることを目的としています。このプロモーションの中心にあるページでは、アメリカの食文化や音楽のルーツをはじめ、各地の独自の魅力をドキュメンタリー動画や特集記事を通じて紹介します。
すでに公開されているコンテンツには、ロックンロールの発祥地であるメンフィスの紹介や、モニュメントバレーを舞台にした文化の魅力解説、さらにテキサスのバーベキューの進化を探る動画などがあります。
このように、「アメリカン・オリジナルズ」は多岐にわたるテーマに対応し、アメリカの伝統や文化を旅行者に楽しく学んでもらえるような工夫がなされています。また、これらの取り組みは2027年以降も継続される予定であり、旅行者の興味を引くコンテンツがさらに拡充されていくことが期待されています。
ブランドUSAの理念
ブランドUSAは、海外からの訪問者を増やし米国の経済成長に貢献することを使命としています。今回の施策を通じて、旅行者の不安を解消することで、一層多くの人々がアメリカを訪れる意欲を持つように促す狙いがあります。
最終的には、旅行者に対して「アメリカが歓迎している」というメッセージを明確に発信し、訪米旅行の計画を促進していくことを目指しています。
ブランドUSAに関する詳細な情報は公式ウェブサイトや「Visit The USA」を訪問することで確認できます。これらの新施策は、現代の旅行者が安心してアメリカを訪れるための重要な情報源となることでしょう。