尾道に誕生した料亭小宿「おのみち帆聲-Hansei-」
尾道市久保地区にて、令和2年12月27日、和モダンクラシックな料亭小宿「おのみち帆聲-Hansei-」が開業しました。こちらの施設は、広島県福山市に本拠を置く鞆スコレグループが手掛けたもので、かつて約250年の歴史を持つ「料亭藤半」の跡地を改装したものです。新しいスタートを迎えたこの宿は、歴史ある場所での贅沢な滞在を提供することを目的としています。
ブランドの背景とコンセプト
「おのみち帆聲-Hansei-」は、尾道の魅力や物語を伝えることを重視し、地域の活性化や観光振興に貢献しようという熱い想いが込められています。そのコンセプトは「心満ちる、和モダンクラシック」。和の要素を取り入れた現代的なスタイルで、訪れるゲストに特別な体験を提供します。
特徴的なサービスと料理
到着時には、地元の人気和スイーツ「はっさく大福」でおもてなしが行われ、客室では尾道の老舗「今川玉香園茶舗」の紅茶や煎茶が楽しめます。また、ダイニング&ラウンジ濤-Tou-では、尾道港開港850年記念ブレンド珈琲や、香ばしいほうじ茶もラインナップ。尾道の雰囲気を大切にしつつ、日本の古き良き文化を感じられる美味しい食事を楽しめるのです。
ディナーには、地域産品をふんだんに使った「本格和懐石コース」が用意され、厳選された瀬戸内の海鮮を異なるフレーバーで楽しみながら、目にも美しい盛り付けが施されています。これにより、五感で楽しむ料理体験が実現します。
美しい客室と多様性
おのみち帆聲には全11室の客室があり、プレミアルームや和モダンルーム、デザイナーズルームなど、様々なタイプが揃っています。各室には高機能なアメニティが整えられており、現代のライフスタイルに合った快適な滞在が可能です。特に、檜風呂付きの客室は、リラックスしたい大人のゲストにとって理想的な空間です。
尾道の食文化を体感
尾道は、食材が豊かに育つ地域であり、特に地元の農産物や海の幸がブランド化されています。宿では、これらの新鮮な食材を使った料理に出会えるため、地元の味を存分に楽しむことができます。また、桃やいちじく、シャインマスカットなども目にする機会が多く、シーズンごとの旬の食材を取り入れたメニューが用意されています。
歴史的要素の継承
料亭小宿「おのみち帆聲-Hansei-」は、尾道の文化や伝統を尊重しつつ、現代の宿泊施設として生まれ変わったものです。元々は江戸時代に創業された「胡半」として知られ、後に藤半を経て今に至ります。このような長い歴史を背景に、宿は訪れる人々に記憶に残る体験を提供することを目指しています。
この新たな料亭小宿で、尾道の美しい風景と共に、贅沢なひとときをお楽しみください。
施設情報
名前: おのみち帆聲-Hansei-
住所: 広島県尾道市久保2-15-15
客室数: 全11室
予約開始日: 11月24日(火)
ティザーサイト: おのみち帆聲-Twitter
ぜひ、尾道の「おのみち帆聲-Hansei-」で心に残る旅を体験してみてはいかがでしょうか。