第17回JETCUP決勝に進出した3名のソムリエたち
2025年に大阪で開催される「第17回JETCUP(イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール)」の決勝大会進出者が発表されました。主催する日欧商事株式会社のイベントはイタリアワインの魅力を広めるための重要な取り組みとして、今年で17回目を迎えます。
決勝進出者のご紹介
決勝大会に進出したのは以下の3名です。
1.
内田 尚伸(ワインバーDiva Italiano、予選開場:福岡)
2.
桑原 克也(Firmamento、予選開場:東京)
3.
福元 幸佑(神楽坂アッカ、予選開場:東京)
彼らは厳しい予選を勝ち抜き、極めて優れたソムリエとして認められました。
JETCUPの意義
JETCUPは2007年に初開催されて以来、日本で最も歴史のあるイタリアワインソムリエのコンクールに成長しています。この大会は、ただ勝者を決めるだけでなく、優勝者には「イタリアワイン大使」の称号が与えられるため、彼らはイタリアワインを日本に広める重要な役割を担います。
副賞として贈られるのは、在イタリアのワイナリーを訪問し、直接学ぶことができる2週間の研修旅行です。これにより、優勝者は最新の情報を学び、今後の活動に生かします。
選考の過程
選考は多段階で行われ、9月3日には二次予選と準決勝が東京・イタリア文化会館で実施されました。そこで選ばれたのは、実力派のソムリエたち。決勝大会は10月1日、大阪・関西万博のイタリアパビリオン内特設会場で行われる予定です。
業界からの支援
このコンクールはイタリア大使館や関連団体の後援を受けており、業界の専門家たちが審査委員として参加します。審査委員長には第2回大会の優勝者である佐藤隆正氏が務め、他にもイタリアのワイン界で名高い方々が集結します。
日欧商事株式会社について
日欧商事は1981年に設立され、イタリア全20州から厳選されたワインや食材を提供してきました。「JETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール」の主催を通じて、日本とイタリアの架け橋として重要な役割を果たしています。また、全社員が「イタリアのスペシャリスト」としての自覚を持ち、イタリア文化を日本に紹介する活動を行っています。
環境への取り組み
さらに、日欧商事では環境保護にも力を入れ、ISO14001を取得しています。「地球へのおもいやり」を掲げ、持続可能な取り組みを推進。社会経済的ニーズとのバランスを考えた施策を行っています。
まとめ
第17回JETCUPの決勝大会では新たな才能が花開く瞬間を目撃できることが期待されます。ソムリエたちの情熱と技術が、イタリアワインの世界をさらに魅力的にしていくことでしょう。今後の活躍が楽しみです。