湘南の新しい味の扉を開く『湘南豆富』
神奈川県横浜市に本社を構えるヤシマ食品株式会社が、待望の新ブランド『湘南豆富』を立ち上げました。このブランドは、地域の伝統的な豆腐の技術と現代のニーズを融合させたもので、初めてのラインナップとして『豆の甘みとろける まるで大トロ 濃厚とうふ』が2025年4月1日から販売が開始されます。
新ブランドの背景とコンセプト
湘南豆富は「温故知新」の精神を掲げ、70年の歴史を誇るヤシマ食品の伝統を基にしたブランドです。これまでの経験を活かしながら、消費者の視点を重視して、新たな魅力を持つ豆腐を生み出そうとしています。その結果、製品の見た目や味わいはもちろん、食の安全にも配慮した商品を実現しています。
湘南豆富のこだわりは、以下の三つの重要な要素に集約されます。
1.
海水由来のにがり - 乳化にがりは使用せず、自然の味わいを追求。
2.
伏流水の使用 - 富士山と丹沢大山の流域からの水を用いることで、品質を確保。
3.
国産大豆 - 用途に応じた産地から選び抜いた大豆を使用。
これに加え、消泡剤を使わない皮剥き大豆製法を採用し、美味しさを最大限に引き出しています。
新商品の魅力
湘南豆富の第一弾商品である『豆の甘みとろける まるで大トロ 濃厚とうふ』は、開発にあたり伝統的な製法だけでなく、現代の消費者が求める味わいへの理解も反映されています。この豆腐は、甘みが強い宮城県産の「ミヤギシロメ」を使用し、皮剥き製法によりさらに甘さを引き出します。海由来のにがりを絶妙に調整することで、クリーミーでとろけるような食感を実現。冷奴にすると滑らかさが引き立ち、湯豆腐ではトロトロの食感を楽しめます。
この豆腐は、家庭での食卓を豊かにするだけでなく、料理のアクセントとしても使えるオールマイティな存在です。価格は298円(税抜)で、150gのパックが3個入っているため、手軽に楽しむことができます。
販売店舗と展開
湘南豆富は、神奈川県を中心とした様々なスーパーマーケットでも取り扱われる予定です。特に高級スーパー「成城石井」や、地域密着型の「FUJI」や「SUZUKIYA」などでの販売が期待されています。これにより、地産地消から地産全消型のローカルブランドへと evolve を目指しています。
ブランドアンバサダーの起用
さらに注目なのは、料理研究家で管理栄養士の関口絢子氏がこのブランドの公式アンバサダーに就任したことです。関口氏は、健康的な食生活を推進する専門家として、湘南豆富のコンセプトや品質に感銘を受けた結果、彼女の影響力を通じて広めていくことに協力していただけることになりました。彼女のレシピは多くの支持を受けており、今後の展開にも期待が寄せられます。
まとめ
ヤシマ食品が展開する『湘南豆富』ブランドは、地域の伝統と現代のニーズを融合した新しい試みです。『豆の甘みとろける まるで大トロ 濃厚とうふ』は、その名の通りの味わいと食感を持ちながら、地域の魅力を全国に届けることを目指しています。地産全消を実現するこのブランドの今後の成長に期待が高まります。