ウポポイ公演の魅力
2026-02-06 14:16:22

歌舞伎とアイヌ舞踊の共演が実現!ウポポイ初公演レポート

歌舞伎とアイヌ舞踊が融合!ウポポイ初公演の魅力



2026年2月1日、北海道白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)で、歌舞伎俳優・坂東玉三郎をゲストに迎えたアイヌ伝統芸能と歌舞伎の特別イベント「ウケシコロ~紡がれるアイヌ伝統芸能と歌舞伎~」が開催されました。この公演はウポポイの開業5周年を記念して行われ、273名の観客が集い、文化の融合を体感しました。

アイヌと歌舞伎の共通点を探る



公演は二部構成で、第一部では坂東玉三郎と国立アイヌ民族博物館の館長・野本正博先生が語り合うトークセッションが行われました。二人は、歌舞伎とアイヌ文化の意外な共通点や文化継承の重要性について深い対話を交わし、観客はその言葉に耳を傾けました。

坂東玉三郎は「ウポポイを初めて訪れ、アイヌ文化の深さを感じた」と述べられ、文化伝承の難しさと新たな挑戦についての想いを語りました。「伝承は一度きりのもので、同じ形では受け継げないからこそ新しい試みが必要」との言葉に、多くの観客が共感を寄せていました。

新たな挑戦「イノミ」



第二部では、ウポポイのスタッフによる舞台「イノミ」が披露されました。この舞台は全編アイヌ語で演じられ、祈りや伝承の本質を表現しています。「イオマンテ」と呼ばれる熊の霊送りの儀礼をテーマにした内容で、舞台上のアイヌ舞踊は観客を魅了し、舞台終了後には拍手が鳴り止みませんでした。

このような新しい形の文化継承は、観客に深い感動を与え、会場内は熱気に包まれました。

坂東玉三郎の美しい舞



続いて、坂東玉三郎の地唄舞「残月」が演じられました。美しい衣裳に身を包んだ玉三郎さんは、観客の目を引きつけ、舞の中に移りゆく様々な感情を表現しました。観客はその迫力に圧倒され、静寂の中で拍手が鳴り響く瞬間を共有しました。多くの人が、舞の余韻に浸っていたことでしょう。

未来に向けた文化の継承



来場者の声も多く寄せられました。「アイヌ舞踊の迫力に感動した」「歌舞伎とアイヌ舞踊の試行錯誤が面白かった」との感想が寄せられ、参加者全員が新しい文化体験に心を打たれた様子がうかがえます。

公演後、坂東玉三郎は「アイヌ文化と歌舞伎の価値を創造していきたい」と話し、今後さらなる文化交流の可能性に期待を寄せました。野本正博館長も、昔からの交流の重要性は変わらないと強調し、異なる文化を受け入れ、その中で新しい価値を見出すことが大切だと語りました。

ウポポイでは、今回のイベントを皮切りに、さらなる文化交流イベントを企画していく予定です。観客にとって、歴史や伝統を感じながら新たな体験を提供し、文化を受け継いでいくことが求められます。これらのイベントを通じて、アイヌ文化と日本の他の文化との深いつながりを発見する機会が増えることでしょう。

待望のダイジェストムービーも特設ウェブサイトで公開される予定です。アートと伝統の融合を楽しみにしている方々には、今後の続報をお楽しみに!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
公益財団法人アイヌ民族文化財団
住所
北海道札幌市中央区北一条西7丁目プレスト1・7 5階
電話番号
011-271-4171

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。