2024年お礼の品人気カテゴリランキングの発表
国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが、2024年の人気カテゴリランキングを発表しました。2024年のデータをもとに、どのカテゴリーが注目を集め、どんな商品が人々の支持を得ているのかを探ります。
2024年の人気カテゴリの傾向
昨今の社会情勢の変化に伴い、ふるさと納税に寄せられる関心も多様化しています。過去数年のデータを振り返ると、特に地域の特産品や生活必需品に対する寄付が増加していることが分かります。
お米が人気の理由
例年、ふるさと納税の人気カテゴリでは牛肉が1位に輝いていましたが、2024年は「お米」がその座を奪いました。これは、気候変動による米の不作や、訪日外国人の日本食人気によるコメの需要増加が背景にあると考えられています。お米は日常的に消費されるものであり、家庭での需要が高いため、寄付金額が増えるのも納得です。
日用品の注目度上昇
また、物価の高騰を受けて、トイレットペーパーなどの日用品も人気を集めています。普段使いのアイテムをふるさと納税でも入手できることが、多くの人々にとって魅力的に映っているようです。さらに、贈与された商品の配送が自宅へ行われる点も、購入時の手間を省く大きな利点です。
増加する飲料品の人気
特に注目されるのは、ビールなどの飲料品がランクインしていることです。リラックスしたり、友人と楽しんだりするための選択肢として、飲料品の需要が高まっていることが見受けられます。
フルーツも定番人気
定番としては、「ぶどう」「りんご・梨」「みかん・柑橘類」などのフルーツも上位に位置しています。これらは季節感を楽しむことができるため、多くの人が寄付時に選ぶアイテムとして定着しています。
トレンド分析
令和の米騒動
2024年は「令和の米騒動」とも言える米不足が発生しました。特に新潟県での寄付金額が増加し、2022年同期比で1.7倍、2023年同期比で1.4倍に達しています。米不足が人々のふるさと納税への関心を高めたことが伺えます。
災害支援の取り組み
さらに、2024年には能登半島地震が発生し、ふるさと納税を通じて約21億円の寄付金が集まりました。今回の地震を受け、地域への支援を求める声が高まっていることが特徴的です。
モノからコトへのシフト
近年、物品に加えて体験型の返礼品も人気を集めています。寄付金額は2022年と比較して約3倍増となっており、地域経済の活性化に寄与しています。観光や体験を通じて地域を知り、交流を深める機会が提供されているのです。
今後の展望
トラストバンクは今後も、ふるさと納税を活用して地域の魅力や特産品を発信していく方針です。地域間の交流人口を増加させ、地域内の経済循環を促進することで、「自立した持続可能な地域」の実現を目指しています。
特集ページの情報
- - 特集ページ名:2024年 お礼の品 人気カテゴリランキング&トレンド振り返り
- - 公開日:2024年12月17日
- - 特集ページURL:こちらから
株式会社トラストバンクは、地域経済の循環を促進し、持続可能な地域社会の構築に貢献しています。