東村山市が民間事業者からの提案を募集！11のテーマで街の課題解決へ

東村山市は、令和6年7月から、市の課題解決に向けた民間事業者からの提案を募集することを発表しました。

今回の募集では、従来の手法や発想にとらわれず、民間事業者との連携によって、持続可能で質の高い市民サービスを実現することを目指しています。

募集テーマは、ごみ集積所跡地の有効活用や、他県未利用地の有効活用、脱炭素社会の実現など、多岐にわたる11項目。それぞれのテーマについて、市が抱える課題や、公民連携によって実現したいビジョンが示されています。

市民サービスの向上と行政の効率化を図る

東村山市は、人口減少や高齢化、公共施設の老朽化など、多くの課題を抱えています。これらの課題解決には、従来の行政主導型の手法では限界があり、民間事業者のアイデアやノウハウを取り入れることが不可欠となっています。

今回の提案募集は、これらの課題解決だけでなく、行政の効率化や市民サービスの向上にもつながることが期待されています。

提案制度のポイント

今回の提案制度の大きな特徴は、以下の3点です。

1. 自由な発想での提案を歓迎: 民間事業者は、独自のアイデアやノウハウを活かして自由に提案することができます。
2. 随意契約を保証: 協議が整った場合は、市と提案事業者との間で随意契約が結ばれることが保証されています。
3. アイデア・ノウハウの保護: 提案されたアイデアやノウハウは、市によって適切に保護されます。

東村山市であなたの会社の能力を活かしてみませんか？

東村山市は、民間事業者の積極的な参加を期待しています。あなたの会社が持つ能力を、東村山市の発展のために活かしてみませんか？

募集概要

参加資格: 提案を事業化する場合に事業主体となる意志がある民間事業者

対象となる募集内容:
市が募集するテーマに沿った提案であること
原則、市に新たな財政負担を生じさせないこと
市民サービスや行政の生産性の向上につながること

募集テーマ:
① ごみ集積所跡地の有効活用
② 他県未利用地の有効活用
③ 総務系内部管理業務の運営委託による経営資源配分の最適化
④ 脱炭素社会を目指した庁用車の適正管理
⑤ 「東村山エネルギービジョン」を踏まえた脱炭素社会の実現
⑥ ふるさと歴史館と八国山たいけんの里の省エネルギー化
⑦ 市内小中学校の節水事業導入
⑧ 中学校部活動の地域移行
⑨ 効果的な企業誘致施策の展開
⑩ 市内農業者への市民農園の開設支援
⑪ 農産物のプラスワン（付加価値向上）支援

スケジュール:
7月5日～8月30日: 申込期間
7月8日～9月13日: 市との対話
7月5日～9月20日: 提案書の提出
10月中旬～: 審査
10月下旬～: 結果通知・詳細協議・協定締結