オカムラの「WORK ISLE」がJIDAデザインミュージアムセレクションに選出
最近、株式会社オカムラが展開するクリエイティブファニチュア「WORK ISLE」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.26」に選定されました。これは2024年11月に発表され、61点の優れたインダストリアルデザインの中に含まれる栄誉を受けたものです。オカムラ製品がこのように選ばれるのは今回で11回目となり、これにより合計16製品がこの名誉を得ています。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、デザインの「心豊かな未来の共創」をテーマに、日本国内での流通から選び抜かれた製品に賞を与えるものです。これにより、インダストリアルデザインがどのように社会に貢献できるか、そしてそれがどのように次世代に受け継がれるのかが示されています。選定されたデザインは、教育、産業、生活の豊かさを応援し、文化への貢献を強調する重要なプロジェクトです。
WORK ISLEの特長
「WORK ISLE」は、座席の配置や距離を考慮したテーブルシリーズであり、個人作業とコミュニケーションの場を同時に提供できるデザインが特長となっています。このテーブルは、利用者が快適に作業ができる距離を保ちながらも、あえて皆で座ることで交流が生まれる環境を整えています。
コミュニケーションを促進するデザイン
座席間の距離は多様なラウンドテーブルによって調節可能であり、参加人数が増えるとともに、それぞれの距離感が複雑に変化し、予想外の出会いや会話が生まれることを期待しています。このようにして、個々の作業効率を高めながらも、周囲とのつながりを育むことができるのです。
「WORK ISLE」はまた、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しており、優れたデザイン性が高く評価されています。これは、企業や団体がより良い働き方を育むためのツールとして、シンプルかつ機能的なデザインを追求した成果だと言えるでしょう。
JIDAについて
公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)は、1952年に創立された日本唯一のインダストリアルデザインの全国組織です。創立以来70年以上にわたり、国内外のデザイン団体と協力し、日本のデザイン界、産業、社会、文化の発展に寄与してきました。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」のウェブサイトも存在し、選定された製品がどのように展示され、広められていくのかを確認することができます。デザインの未来を考える上で、こうした評価は非常に意味深いものです。
オカムラの「WORK ISLE」スペシャルサイト でも、さらなる情報が提供されています。
とても画期的な「WORK ISLE」は、単なる道具であるだけでなく、職場の文化を形成し、ワークライフバランスの実現に寄与する存在として注目されています。