2024年10月8日、名古屋のミッドランドホールにて「第2回 中部・東海版 重要インフラ&産業サイバーセキュリティコンファレンス」が開催されます。このイベントは中部・東海地域のサイバーセキュリティの強化を目指し、国内外の重要なプレイヤーとともにレジリエンスの向上を図ろうとするものです。
近年、経済活動がグローバル化する中で、サイバーセキュリティに関する議論の場が増えてきました。しかし、大手企業や完成品メーカーの拠点を持つ地域に集中するサプライヤーとのつながりや、地域経済のインフラ利用は依然として大きな課題です。そこで、地域のサプライチェーン全体のサイバーセキュリティ対策強化や、情報共有が必要とされてきます。
今回のコンファレンスでは、各界の専門家が具体的な課題や取り組みについて議論を展開します。実行委員長を務めるのは、国立名古屋工業大学の渡辺研司教授と国立電気通信大学の新誠一名誉教授です。お二方のリーダーシップのもと、重要インフラ事業者や制御システムセキュリティに関わる多くの業界の実務者が集まり、専門的な視点から議論がなされます。
コンファレンスの概要
イベント詳細
- - 名称: 第2回 中部・東海版 重要インフラ&産業サイバーセキュリティコンファレンス
- - 日時: 2024年10月8日(火)13:00~18:30
- - 会場: 名古屋ミッドランドホール
- - 参加条件: 無料(事前登録制)
主なセッション
1.
名古屋港サイバーセキュリティ事故の検証
- 渡辺研司氏(名古屋工業大学 教授)
- 新誠一氏(電気通信大学 名誉教授)
- 佐々木弘志氏(名古屋工業大学 ものづくりDX研究所 プロジェクト准教授)
- 長谷川弘幸氏(中部電力 DX推進室エキスパートセキュリティセンター 所長)
- 岩井博樹氏(サイント 代表取締役)
2.
情勢が変わる中での実効性
- 内田忠氏(中部電力 執行役員 DX推進室長 CISO)
- 酒田健氏(JFEホールディングス 理事 企画部 JFE-SIRT長)
3.
政策動向と地域への期待
- 山田剛人氏(経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ戦略専門官)
このコンファレンスには、重要インフラ事業者、工場やプラントの所有企業、エンジニアリング会社からの参加が期待されています。サイバーセキュリティは、今日の経済社会において極めて重要なテーマであり、本イベントはその認識を深めるための貴重な機会です。
公式ウェブサイトからの事前登録をお忘れなく。
(登録サイト:
こちら)
さらなる情報は、重要インフラ&サイバーセキュリティコンファレンス登録事務局までお問い合わせください。
E-mail:
[email protected]
全体として、今回のコンファレンスは、参加者同士の連携を深め、地域のサイバーセキュリティ対策を高めるための重要な場として位置付けられています。