2020年8月8日、横浜F・マリノスの試合が行われた日産スタジアムで、特別な試みが行われました。試合前のイベントとして、巨大なモザイクアートが披露されたのです。このアートは、株式会社ターミナスが開発した「Terminus Mosaic Live」を用いて作成されました。
「Terminus Mosaic Live」は、複雑なデザインを短時間で生成できるソリューションです。今回は、横浜F・マリノスの呼びかけで、Twitter上に投稿されたファンの画像を基にデザインが行われました。
このシステムは、Twitter APIと連携しており、特定のハッシュタグを用いた投稿画像を自動で収集します。さらに、重複画像の除去や選定も管理画面から簡単に行え、スムーズなモザイクアートの生成を実現しています。生成されたアートは、試合を観戦するファンたちに感動を与え、多くの注目を集めました。
モザイクアートは、スタジアムの大型ビジョンに映し出されるだけでなく、大判プリントとしてもパネル化されます。これにより、ビジョン用とプリント用それぞれに最適化された画像が利用されるのです。
Mosaic Liveの特徴と利用方法
「Terminus Mosaic Live」の特徴は、短時間での生成と多様な利用方法があります。以下の手順でモザイクアートが作成されます:
1. 使用する写真の枚数や生成される画像サイズなどを設定
2. 登録した写真群から設定された枚数の写真をランダムで選び配置、トリミングを行いモザイクアートを生成
3. 作成されたアートが気に入らない場合は、再度やり直すことも可能です。
WEB上で使用するサイズから、大型印刷物に対応可能なサイズまで柔軟に設定できるため、用途は多岐にわたります。特に、ハッシュタグを通じてファンから写真を集め、次回のイベント用としてモザイクアートを作成することもできます。
具体的な利用例
- - イベント後に集めた写真を使ってモザイクアートを展示
- - スポーツイベントでファンからの写真を集め、スタジアム内に掲示
- - 過去のイベントの写真をモザイクアート化し次回のイベントで提示するなど、多彩な使い方が可能です。
料金プラン
モザイクアートの制作費は、1枚当たり約10万円(税別)からとなります。連携や調整の内容によって料金は変動しますので、ぜひお問い合わせください。
株式会社ターミナスについて
ターミナスは2020年に設立されたベンチャー企業で、「ミライをヨリヨク」をモットーに、新しいITサービスの開発に取り組んでいます。モザイクアート生成ソリューション以外にも様々なサービスを展開しており、今後の活躍が期待されます。
詳細な情報やお問い合わせは、公式ウェブサイトをご覧ください:
ターミナス公式ウェブサイト