WayfarerとbyFoodが連携!新しいグルメ体験の形
Wayfarer株式会社は、2023年10月、グルメ体験予約プラットフォーム「byFood.com」を展開する株式会社テーブルクロスと業務提携を結び、自社の宿泊者向けアプリ「Kabin Now」上で、日本各地の厳選された食体験を提供開始しました。この提携により、旅行者はミシュラン星付きの名店や地域特有のローカルグルメを簡単に見つけ、予約できるようになります。
Kabin Nowのデジタルコンシェルジュ機能
「Kabin Now」は、Wayfarerが運営する宿泊プラットフォーム「Powered by Kabin」内で機能するデジタルコンシェルジュです。旅行者にとって、単なる宿泊を超え、その土地の特性を生かした体験やサービスを提供し、地域とのつながりを深めることを目指しています。アプリ内では、ミシュラン掲載店での料理教室や老舗職人による食文化体験、農村でのフードツアーなど、多様な食体験情報が提供されています。
煩雑な手続きからの解放
従来、旅行者が食事を決める際は、ブログやSNS、口コミサイトを駆使して情報収集を行わなければなりませんでした。しかし、Kabin Nowを利用することで、煩雑なプロセスをスムーズに解消し、まるで地元の友人におすすめを聞くかのように、本当に価値のある食体験を見つけることができるのです。また、byFoodの提供する体験は英語にも対応しているため、訪日外国人でも安心して利用できます。
「Food for Happiness」と社会貢献
byFoodは、日本各地のレストランや農家と連携することで、旅人に「本物の食」を提供しています。特に注目すべきは、1予約につき10食分の給食を子どもたちに届ける社会貢献プログラム「Food for Happiness」です。美味しい体験が未来の誰かに喜びをもたらす、この循環的な仕組みはWayfarerが掲げる「地域との共生」という理念とも深く結びついています。
今後の展望:旅と地域経済の循環
Wayfarerは今後、「Kabin Now」を地域全体を巻き込んだリワードプログラムへと進化させていく計画です。宿泊施設のみならず、提携する飲食店や体験施設でもポイントが使用できる仕組みを構築中で、旅行者が地域経済に自然に参加できる仕組みを目指します。byFoodとの連携は、こうした新しい「食」を通じた旅の価値を実現する第一歩なのです。
地域文化を楽しむ新しい旅のスタイル
Wayfarerは、宿泊だけでなく、地域の飲食店や体験施設でもポイントが使えるサービスに進化させることで、「泊まる」、「知る」、「つながる」、「支える」といった旅の価値を深化させていきます。この新たな体験は、旅行者にとってより身近で感動的なものとなり、地域特性を尊重した持続可能な旅のスタイルを提供します。
まとめ:食から始まる新しい旅行
このように、WayfarerとbyFoodの提携は、日本各地の食文化を旅行者が簡単に楽しめるようにするだけではなく、社会貢献にもつながる新しい旅行スタイルの提供を目指します。食を通じた地域との絆を深め、持続可能な経済循環に寄与できるこの取り組みは、旅行の楽しさと地域貢献を結びつける新たなチャレンジです。