タイミーが宮崎県都農町と連携協定を締結し地域課題解決へ

タイミーが都農町と連携協定を締結

宮崎県の都農町は、農業を基幹産業とする町です。ここでは、ぶどうやトマト、きゅうり、かぼちゃなどの農作物が盛んに栽培されています。町は温暖な気候と長い日照時間が特徴で、住みやすい環境が整っています。しかし、多くの地域と同様に都農町も人口流出や少子高齢化に直面しています。1950年には15,460人の人口を抱えていた都農町は、2060年には4,133人にまで減少すると予測されています。

そんな課題を解決するために、株式会社タイミーと一般社団法人ツノスポーツコミッションが連携協定を結びました。この協定は、地域の雇用促進や移住定住を目指すものです。タイミーの「はたらくに“彩り”を。」という理念のもと、都農町の課題に取り組んで行くことを決定しました。

実際、2023年の夏には東京都からやって来た女性がスイートピー農園での就業を通じて都農町への移住を実現しました。これは、タイミーとツノスポーツコミッションが協力して少しずつ関係人口を増やす取り組みの一環です。

連携協定の具体的な取り組み

今回の連携協定には、以下のような具体的な取り組みが含まれています。

1. 町内事業者向け説明会の実施
町の事業者に、業務の切り出しやタイミーの利用方法について説明します。これにより、各業種の参加が促進されます。

2. 長期的な雇用促進
スキマ時間で働ける体制を整えることで、短期雇用が長期の雇用につながるよう支援します。

3. 地域課題解決
ツノスポーツコミッションと連携して、関係人口の創出や移住、定住促進に向けたプロジェクトを展開します。

4. 教育プログラムの提供
高校生対象のキャリア教育やアスリート向けのデュアルキャリア教育を、タイミーを使って行います。

タイミーの役割と価値

タイミーは、フリーランスのように柔軟に働きたい人々と、必要とする事業者を結ぶプラットフォームです。働き手は、履歴書や面接なしで簡単に仕事に申し込むことができ、業務終了後にはすぐに報酬を受け取れる便利な仕組みが構築されています。これにより、働く人々に新たな選択肢を提供し、働く形が多様であることの重要性を伝えています。

また、これまでに14の自治体と連携協定を結び、今回の都農町はその15事例目になります。タイミーを通じて、地域ごとの特性を生かした雇用形態や人材確保の新しいスタイルの実現を目指します。