丸紅株式会社の法務部門におけるBoostDraft導入
背景と目的
株式会社BoostDraftが提供する法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」は、今般、丸紅株式会社によりグローバルに展開されることとなりました。丸紅は、企業価値向上を目指す中期経営戦略GC2024を策定し、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めています。
法務部門は、契約書のレビュー依頼や法務相談、訴訟案件の対応など多岐にわたる業務を扱っており、その効率化が課題でした。特に、文書作成や契約書のフォーマット整備にかかる時間を短縮し、より重要な業務に注力できる体制を整えたいと考えていました。
BoostDraft導入の経緯
日本法人でのトライアルによる効果を実感した後、海外法務拠点でも同様の課題に直面していることに気づきました。BoostDraftは、英文契約書も完全にサポートしており、グローバルにも適用可能と評価され、今回の導入に繋がりました。このツールにより、法務部門の業務効率が向上することが期待されています。
効率化の実績
実際の運用において、表記ゆれやインデント調整、定義語や関連法令の検索にかかっていた時間が大幅に削減されました。これにより、法務部員は複雑な契約内容のレビューに集中できるようになり、個々の業務の生産性向上にも寄与しています。この効率化により、法務部組織全体のアウトプットが均質化され、品質の向上にも繋がっています。
河野祐一部長代理は、「特に英文契約書においては、英語対応が豊富なため業務全体の効率を向上させることができた」とコメントしています。
BoostDraftとは
BoostDraftは、法的文書の形式的な作業を自動化するソフトウェアです。セキュリティも高く、インターネット接続が不要なため、安心して利用できます。日本語と英語の両方に対応しており、その実用性は高く評価されています。これにより、法務部門の職員は、面倒な作業から解放され、より価値のある業務に時間を割くことが可能になります。
まとめ
このBoostDraftの導入により、丸紅株式会社の法務部門はさらなる業務の効率化と品質の向上を果たすことが期待されます。今後、他の企業でも同様の取り組みが進むことにより、法務業務全体のデジタル化が進むとともに、多くの企業にそのメリットが浸透していくことでしょう。