経費精算を効率化する業務提携、ラクスとパーソルが手を組む
2026年1月20日、株式会社ラクス(東京都渋谷区)とパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(東京都港区)は、企業の生産性を向上させるために、経理業務におけるBPOに関する業務提携を正式に開始しました。この提携は、両社がそれぞれの強みを活かし、企業の業務効率を高めることを目的としています。
日本の企業は少子高齢化という問題に直面しています。生産年齢人口が急速に減少し、多くの企業が労働力不足に悩まされています。特に地方では人口流出が進み、採用が難しくなっているため、企業経営に大きな影響を及ぼしているのです。その一方で、多くの企業が定型業務に多くの時間を割かざるを得ず、本来注力すべき経営活動に十分に取り組めていない状況です。
中でも経費精算業務は、企業にとって必要不可欠でありながら非常に煩雑で、多くの工数を要する業務です。このため、経費精算の効率化が求められています。ラクスは、その解決策として「楽楽精算」というクラウド型経費精算システムを提供しており、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してきましたが、単なるシステムの導入だけでは全てのニーズに応えきれない場面がありました。
そこで、今回の業務提携により、ラクスはパーソルビジネスプロセスデザインが提供するBPOやコンサルティングサービスを活用し、経理や人事部門の業務をさらに高度化する支援を行うことになります。また、バックオフィス業務の代行サービス「StepBase」を通じて、中堅・中小企業にも多様なサポートを提供していきます。これにより、エンタープライズ企業を含む多くの顧客の複雑な業務要件や運用ニーズに応えられる体制が整います。
提携を通じて顧客が「楽楽精算」を導入する際には、業務フローの設計や運用の支援を提供し、逆に、パーソル側からは経費精算業務の効率化を求める顧客をラクスに紹介するなど、相互に顧客の課題解決を図る体制を築くことになります。
この取り組みにより、企業は定型的な事務作業から解放され、主にコアビジネスに集中できる環境を整えることで、生産性の向上を図ることが期待されています。また、今後は経費精算に限らず、バックオフィス全体の業務効率化に向けたサポートを拡大し、日本企業の働き方改革を継続的に支援していく計画です。
提携の概要
- - 開始日: 2026年1月20日(火)
- - 対象顧客: 業務効率化のためにコンサルティング支援が必要な企業の経理部門
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ラクス: 「楽楽精算」を通じた経費精算業務のDX支援(申請・承認フローの効率化、内部統制の強化)
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パーソルビジネスプロセスデザイン: 経費精算業務を含むバックオフィス業務のBPO支援
この提携が、顧客の業務効率化にどのように貢献し、今後の業界にどれほどの影響を与えるのか注目が集まります。