医療のBCP対策
2020-03-23 16:15:56

医療機関のBCP対策を支援する高セキュリティのクラウドサービスが登場

医療機関のBCP対策を支える新サービス『備えの医療クラウド SonaM』



日本は、地震や台風などの自然災害に頻繁に見舞われる国です。こうした災害時に、医療機関が迅速に事業を継続し、早期に復旧するためのBCP(事業継続計画)策定が急務とされています。政府が掲げる「3省3ガイドライン」にもとづく対策が重要視される中、医療データの安全な保管手段を確保することが、今まさに求められています。

社会背景の中での動き



医療界では、電子カルテの普及やIT化の急激な進展が進んでいます。しかし、それに伴い、医療データを安心して保管・管理する方法の確立がますます重要になっています。このような状況を受け、株式会社Ubicomホールディングスの子会社は、医療機関向けのクラウドサービス『備えの医療クラウド SonaM』を立ち上げました。

このサービスは、医療データの保全を高いセキュリティで実現することを目的とし、NTT東日本が提供する先進のクラウドセキュリティ基盤を採用しています。また、様々な規模の医療機関のニーズに応えるため、各種プランも用意されています。

NTT東日本の取り組み



NTT東日本の中江康二取締役は、「自然災害に対するBCP対策は、医療業界でも重要な課題である」と強調しています。オンラインストレージサービスが医療関連の3省3ガイドラインに適合していることから、安心して利用できることが特徴です。

また、株式会社エーアイエスと協業し、医療機関のBCP対策を実現していく計画も示されており、今後多くの医療機関にこのサービスが浸透することが期待されています。

Ubicomグループの意義



Ubicomグループは、全国の医療機関ユーザーに対して、業務効率化や医療の質向上に寄与するサービスを提供してきました。今後も、NTT東日本との協力を通じて、BCP対策と医療データの保護に貢献していくとしています。さらに、AIや自動化技術を駆使し、未来の医療業界のための新しいソリューションの創出に努めていく姿勢を見せています。

最後に



災害対策は、今やただの選択肢ではなく、各業界、特に医療界においては必要不可欠な要素となっています。『備えの医療クラウド SonaM』の登場は、医療機関のBCP対策とデータ保全に新たな道を切り開くものです。安心して医療を継続できる体制を整えることで、私たちの未来の医療を守る手助けをしてくれるサービスとなるでしょう。これからの動向に注目です。

会社情報

会社名
株式会社Ubicomホールディングス
住所
東京都千代田区一番町21一番町ビル7F
電話番号
03-5803-7339

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