業界別ビジネスパーソン意識調査
2015-03-12 11:19:42
働きがい、ワークバランス、仕事への誇り…業界別ビジネスパーソン意識調査結果
業界別ビジネスパーソンの意識調査:働きがい、ワークライフバランス、仕事への誇りを徹底分析
株式会社VSNが実施した、全国の20~40代ビジネスパーソン4505名を対象とした大規模な意識調査の結果が明らかになりました。本調査では、現在の仕事への「働きがい」、会社のビジョンや経営理念への理解度、「ワーク・ライフ・バランス」の充実度、仕事への「誇り」といった、ビジネスパーソンの仕事に対する意識を、業界別に詳細に分析しています。
働きがい:医療業界がトップ、放送・旅行業界も高い数値
「現在の仕事に働きがいを感じるか」という質問に対しては、医療業界が56.9%とトップとなりました。医療従事者の高い使命感とやりがいが数値に表れていると言えるでしょう。続くのは放送業界と旅行業界で、クリエイティブな仕事や顧客との直接的な関わりが、高い働きがいへと繋がっていると考えられます。一方、働きがいを感じにくい業界も存在しており、企業は従業員のモチベーション向上のための施策を検討する必要がありそうです。
企業理念の理解度:鉄鋼業界がトップ、金融・医療業界も高い理解度
「勤務先の会社が掲げるビジョンや経営理念を理解できているか」という点では、鉄鋼業界が最も高い理解度を示しました。これは、企業文化や組織風土の浸透度の高さ、従業員への情報共有の徹底などが要因として考えられます。金融・保険業界、医療業界も高い理解度を示しており、これらの業界では、企業理念に基づいた行動や意思決定が重視されていると考えられます。
ワークライフバランス:金融業界がトップ、製造業や情報サービス業界も良好
「ワーク・ライフ・バランスが取れているか」という質問に対しては、金融・保険業界が最も高い数値を示しました。近年、金融業界ではワークライフバランスの改善に力を入れている企業が多く、その成果が現れていると言えるでしょう。製造業(食料・飲料)や情報サービス業界も良好な結果となっており、これらの業界では、柔軟な働き方やワークライフバランス支援制度の導入が進んでいると考えられます。
仕事への誇り:広告代理店がトップ、鉄鋼・食品製造業界も高い数値
「仕事に誇りを感じるか」という質問では、広告代理店が最も高い数値を示しました。クリエイティブな仕事や、世の中に影響を与える仕事への満足感が、高い誇りへと繋がっていると考えられます。鉄鋼業界や製造業(食料・飲料)も高い数値を示しており、これらの業界では、モノづくりへの情熱や、社会貢献性の高さが、仕事への誇りに繋がっていると言えるでしょう。
まとめ
本調査の結果は、業界によってビジネスパーソンの意識に大きな違いがあることを示しています。企業は、それぞれの業界の特性を踏まえ、従業員のモチベーション向上やワークライフバランスの改善、企業文化の醸成に努めることが重要です。また、本調査は、ビジネスパーソン自身のキャリアプランを考える上でも貴重な指標となるでしょう。それぞれの業界の強みや課題を理解し、自身のキャリアパスを設計していくことが重要です。
調査概要
調査方法: インターネット調査
調査対象: 全国20~40代のビジネスパーソン4,505名
* 調査期間: 2015年2月26日~3月6日
本記事は、株式会社VSNの提供するデータを元に作成されています。
会社情報
- 会社名
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AKKODiSコンサルティング株式会社
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- 東京都港区芝浦3丁目4番1号グランパークタワー3F
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