ブレンボの新拠点
2021-09-02 10:00:10
ブレンボ、シリコンバレーに開設した新研究開発拠点と新ブレーキコンセプト
ブレンボがシリコンバレーに新たな一歩を踏み出す
ブレーキシステムの開発で世界的に知られるブレンボが、ついに自社初となる研究開発拠点「ブレンボ・インスピレーション・ラボ」をアメリカ・シリコンバレーに開設します。この新拠点は、ソフトウェア開発やデータサイエンス、人工知能などの技術を強化し、同社の革新をより加速させることを目指しています。
未来へのビジョン
新たにオープンする「ブレンボ・インスピレーション・ラボ」は、2021年第4四半期の開設を予定しており、ブレンボが目指す「Turning Energy into Inspiration」という戦略ビジョンの一環として位置づけられています。CEOのダニエレ・スキラッチ氏は、「ハイテクとイノベーションの中心地であるシリコンバレーで新たな挑戦をし、データサイエンスとAIを活用して当社のデジタル文化を高めていくことを楽しみにしています」とコメントしています。この拠点は、ブレンボの製品ラインの革新とその信頼性を向上させるための重要な役割を担うことになります。
新コンセプト「NEW G SESSANTA」
また、ブレンボは創業60周年を祝して、次世代向けブレーキキャリパーの新コンセプト「NEW G SESSANTA」を発表しました。このブレーキキャリパーの特長は、LEDを直接キャリパーボディに取り付けることで、デザイン性と機能性を兼ね備えた一品です。乗り手は好みの光量でカスタマイズでき、愛車のスタイルや気分に合わせた演出が可能です。その新しいアプローチは、ブレンボ独自の色彩美に新たな魅力を加えることを目指しています。
J.JOANの買収
さらに、ブレンボはスペインのバイク用ブレーキシステムメーカー、J.JOAN(ホタ・ホアン)の全株式を取得することで、グループの規模を拡大することも発表しました。この買収によって、ブレンボのバイク用製品ラインナップが充実し、産業全体での信頼性の高いソリューションプロバイダーを目指していきます。販売される製品は、バイクにおける安全性を飛躍的に向上させるものとなるでしょう。
まとめ
これらの取り組みを通じて、ブレンボはソフトウェアを活用した新しいブレーキソリューションを提供し、国際的な存在感を一層強化していくことになります。世界中のライダーに向けた「メイド・イン・ブレンボ」の技術を進化させ、モビリティの未来を創造していくことが期待されています。ブレンボの新しい挑戦と革新に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブレンボ・ジャパン
- 住所
- 東京都港区三田1-4-28三田国際ビルアネックスA101
- 電話番号
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