新産業用サーボ発表
2024-10-01 21:30:44

新たな産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」発表!進化した性能と耐久性

双葉電子工業株式会社、新型産業用サーボモータを発表



双葉電子工業株式会社は、旧モデル「RS405CB」を元に性能や機能を向上させた新型産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」を、2024年11月1日に発売することを発表しました。新製品はその小型設計と高トルクに加え、優れた耐久性を誇る仕様が特徴です。

機能の充実と高効率化の実現



「BLA21-12R3-C01」は、モータ、ギヤ、アンプが一体化したオールインワン設計を採用し、そのサイズは約41mm×33mm×42mm、重量67gです。これにより、驚くべき最大トルク4.9 N・mを実現し、パワーウェイトレシオにも優れています。また、既存の取り付け部に一致する形状で設計されているため、以前のモデルからの簡単な載せ替えも可能です。

耐久性の改善



新型サーボの耐久性は、角度センサに磁気式非接触センサを採用し、全てのギヤの形状や材質を見直すことで、従来品よりも2倍以上向上します。この結果、厳しい操作環境でも信頼性を持たせる仕上げがされているのです。

ブラシレスモータによる高性能化



新たに設計されたハイパフォーマンスブラシレスモータ(HPBL)を使用し、最大出力は従来の約2.6倍に達しました。トルクや速度の性能が向上するとともに、モータ特性の改善により発熱量の軽減にも成功しています。

制御方法が多様化



従来の角度制御に加え、速度制御やトルク制御が可能となり、PWM信号による制御によっても低速での連続回転や定トルク作業ができるようになりました。これにより、より幅広いアプリケーションでの使用が期待されます。

新プロトコル「CM.BUS」の導入



サーボの制御を効率化するために開発された新プロトコル「CM.BUS」は、特許出願中であり、これにより必要なデータ量が大幅に削減され、処理速度やスループットの向上が見込まれます。このプロトコルは今後のアップデートで使用可能になる予定です。

幅広い用途



「BLA21-12R3-C01」は、様々な産業シーンでの活躍が見込まれています。ロボットハンドや自動搬送車、さらには生産設備機器などでの用途が考えられ、耐久性が求められる状況でも信頼性を発揮します。

価格と販売



販売価格はオープンとなっており、詳細については双葉電子工業の公式ウェブサイトをご覧ください。今後の技術革新と産業界のニーズに応えられる製品としての成長に期待が寄せられています。

公式サイト: 双葉電子工業株式会社


画像1

会社情報

会社名
双葉電子工業株式会社
住所
千葉県茂原市大芝629
電話番号
0475-24-1111

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。