国土交通省が開催する「循環のみち下水道賞」表彰式の概要と目的

国土交通省が「循環のみち下水道賞」を開催

表彰式の概要

国土交通省は、令和6年度の「循環のみち下水道賞」を授与するための表彰式を、2024年9月10日(火)に開催します。この賞は、水資源やエネルギー循環の重要性を認識し、これに関する先進的で創意工夫に富んだ取り組みを広く表彰することを目的としています。

表彰の対象

今年度のグランプリには、東京都による「国内初！下水道管から地域冷暖房の熱源へ下水熱を供給」というプロジェクトが選ばれました。これは、下水道の熱を活用して地域の冷暖房の効率を高めるという革新的な取り組みで、都市の持続可能な発展に寄与するものと評価されています。

受賞案件の詳細

年度ごとに選ばれる受賞案件は、必ずしも数百件に及ぶ多彩な事例の中から選抜されます。今年度は、部門賞として8件が選ばれ、合計9件の優れた取り組みが表彰されます。

表彰式の日時・場所

表彰式は、千代田区にある中央合同庁舎3号館の10階共用会議室で行われます。時間は13時15分から14時00分までの予定です。会場での取材は報道関係者のみに限られ、事前の登録が必要です。

参加方法

参加を希望する報道関係者は、指定のURLから登録を行う必要があります。締切は9月6日(金)の15時となっています。この措置は、よりスムーズに取材を行うために設けられています。

昨年度の振り返り

昨年度の表彰式では、さまざまな事例が紹介され、その中で特に取り組みが顕著なプロジェクトが多く注目されました。今年も多くの優れた取り組みが集まることが期待されます。

お問い合わせ先

表彰式や受賞案件に関する詳細については、国土交通省水管理・国土保全局の上下水道企画課が対応しています。お電話でのお問い合わせも可能で、専門の担当者が受け付けています。

本賞は、日本全国で行われている地域の革新的な下水道に関する取り組みを、より多くの人々に知ってもらうための重要な機会となっています。持続可能な開発の観点からも、国民一人ひとりが水資源を大切にし、エネルギーの効率的な利用に意識を向けることが求められています。

国土交通省は今後も、こうした優れた事例の発表を通じて、全国の下水道の質の向上を促進していく所存です。