株式会社ストラテジットは、企業のSaaSプロダクトを効率的に連携・管理するためのソリューションである「JOINT iPaaS for SaaS」の機能を強化し、jinjer株式会社のクラウド型人事労務システム「ジンジャー」とのコネクタ提供を開始しました。この連携により、SaaS事業者は自社のサービスと「ジンジャー」をノーコードで簡単に接続でき、人事・労務領域の業務を大幅に効率化することが可能になります。
「JOINT iPaaS for SaaS」とは?
「JOINT iPaaS for SaaS」は、SaaSベンダーが自社プロダクトと他のSaaSツールを連携・管理できるEmbedded iPaaS(組み込み型iPaaS)。技術的な専門知識がなくても、直感的なユーザーインターフェースで簡単に連携アプリを開発できます。これにより、連携ロジックの構築や他社APIの変更といった手間を省くことができ、SaaS事業者は業務を迅速に進めやすくなります。
新しいコネクタによるメリット
「ジンジャー」との新たなコネクタ提供により、SaaS事業者は以下の利点を享受できます:
- - 従業員情報の自動連携の実現:毎月、CSVや手作業での情報更新作業が不要になります。
- - 作業コストの削減:人事労務業務における二重入力を削減できます。これにより、効率的な業務運営が可能となり、コスト削減に繋がります。
- - エクセルとの連携が不要に:これまでExcelのマクロ機能を使っていた方々も、手間をかけずに従業員情報の管理が可能になります。
「ジンジャー」の高度な機能
「ジンジャー」は、人事定型業務から勤怠管理、給与計算、さらにはタレントマネジメントまでを一括で管理できるクラウド型の人事労務システムです。その特徴として、Core HRデータベースによる一元管理が挙げられます。これにより、業務の効率化、およびデータの自動反映が可能となります。また、役割変更に伴う各システムへの権限変更も自動で行えるため、社内の人事業務が飛躍的にスピードアップします。
ストラテジットの今後の展望
株式会社ストラテジットは、引き続き「JOINT iPaaS for SaaS」における連携可能サービスを増やし、企業や組織のIT活用を促進することで、経営戦略の実現をサポートしていく方針です。
この新しいコネクタによって、企業の人事業務は新たな次元に進化し、従業員情報管理が更に容易になることが期待されています。今後の展開にも注目です。