Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/Sが20周年へ
2025年9月1日から6日まで、東京で開催される「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」が20周年を迎えます。この特別な年に、ファッション業界での歴史を振り返りながら、今後の20年に向けた新たな挑戦が始まります。そのテーマは「世界の継ぎ目となれ - JFW 20 + 20 -」です。
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は2005年に設立され、以来多くのデザイナーが新しい服を生み出してきました。この間、震災やコロナ禍、SNSの発達など、数々の変化を経て、ファッションは常に進化しています。しかし、リアルなファッション・ショーが持つ独自の魅力は変わらず、私たちはそれに期待しています。
20年の歴史と未来への展望
この20年間、東京のファッションウィークは多くのブランドやデザイナーの活躍の場となり、それぞれの個性が光る数々の作品が紹介されてきました。「この20年でどんな服を生み出してきたのか」と「西洋の服の階級性や形式の再解釈」について、5つのキーワードが提示されています。それを通じて、東京でのファッションの独自性を再認識できる機会となるでしょう。
JFWOは20周年を記念して、特別なプレスキットや映像を制作し、ファッションコミュニティにおける東京の役割を再確認します。特に、ファッション通信とのコラボレーションにより、過去20年の軌跡を描いた映像の公開も予定されています。この長編映像がどのようにファッションシーンを振り返るのか、期待が高まっています。
参加ブランドとショースケジュール
2026 S/Sシーズンには、23のブランドが参加する意欲的なラインアップが発表されました。特に、主催の楽天グループ株式会社が携わる「by R」プロジェクトでは、2020年以降、国内外約16ブランドのショー開催を支援しています。渋谷ヒカリエを主会場に、多様なショーが行われる予定です。
特筆すべきは、受賞ブランドである「mukcyen」のランウェイショーが初日のオープニングで開催されることです。また、35周年を迎えるファッションブランド「TSUMORI CHISATO」によるアニバーサリーショーや、生誕100周年を迎えるモディスト平田暁夫にちなんだ特別ショーも行われます。これらの多彩なイベントを通じて、一般の方々にもファッションの楽しさや素晴らしさを提供していくことでしょう。
一般参加可能なコンテンツ
Rakuten Fashion Week TOKYOでは、一般の参加者を招待し、ファッションを身近に体験することができる特別企画も実施します。WWDJAPANとの連携により、ファッションショーを観たい方々に抽選で招待するイベントも用意されています。
公式ウェブサイトやSNSでは詳細なプログラムが随時更新されるため、ファッションに興味のある方々は是非チェックしてみてください。また、本イベントは公式YouTubeチャンネルでもライブ配信される予定です。
2026 S/Sのキービジュアル
最後に、2026 S/Sのキービジュアルは「突然、未来は生まれない」というテーマで発表されています。デザインスケッチをモチーフにしたこのビジュアルは、東京のファッションウィークの20年の歴史とその未来への期待を象徴しています。
ファッションは常に進化し続けています。新しい20年間の始まりを一緒に迎え、東京のファッションシーンの未来を共に見守りましょう。