築地市場の老舗鮮魚仲卸「紀之重分店」が事業拡大!CAPIMAが担保付ローンファンドで支援
1600年代初期創業の築地市場の老舗鮮魚仲卸「紀之重分店」が、コロナ禍からの回復に向け事業拡大を目指し、新たな資金調達に乗り出す。貸付型クラウドファンディングプラットフォーム「CAPIMA(キャピマ)」を運営するアバンダンティアキャピタル株式会社が、同店を支援する「老舗の鮮魚仲卸 事業拡大支援 担保付ローンファンド #2」を募集開始した。
「紀之重分店」は、江戸時代から続く歴史を持つ老舗企業で、築地市場の前身である築地魚河岸で新鮮な魚介類を取り扱ってきた。明治神宮や靖国神社、名門ホテルなどを得意先に持ち、高級魚介類を提供してきた実績を持つ。しかし、コロナ禍の影響で、祭事や宴会が減少し、一時的に売上が減少した。
「老舗の鮮魚仲卸 事業拡大支援 担保付ローンファンド #2」は、投資家から資金を調達し、「紀之重分店」に運転資金として貸し付ける。これにより、「紀之重分店」はコロナ禍の影響から回復し、売上拡大に向けた安定的な経営基盤を築くことを目指す。
本ファンドは、2024年11月18日(月)19時から募集を開始し、募集額は2,300万円、予定運用期間は12ヶ月、予定年利回りは6%となっている。最低投資金額は10,000円(1口)からとなっており、抽選方式で募集が行われる。
なお、CAPIMAはこれまで41件(累計調達額約20億円)のファンドを提供しており、そのうち17件が既に元本毀損なく償還となっている。同社は、今後も質の高い案件を増やし、一般の方でも資本市場へのアクセスを可能にする世界を目指していくとしている。
老舗企業を支援する投資機会
「老舗の鮮魚仲卸 事業拡大支援 担保付ローンファンド #2」は、投資家にとって、老舗企業の成長に貢献できるだけでなく、安定した利回りも期待できる魅力的な投資機会と言える。特に、築地市場という歴史と伝統のある場所に根差した企業への投資は、歴史への関心や食文化への貢献という点でも魅力的である。
本ファンドへの投資を検討する際には、以下の点に注意する必要がある。
元本保証ではないため、元本損失が発生する可能性がある。
投資前にファンドの詳細情報やリスクをよく確認すること。
築地市場の未来を支える
「紀之重分店」は、築地市場を代表する老舗企業の一つであり、その事業の拡大は、築地市場全体の活性化にも繋がる。CAPIMAの担保付ローンファンドによる支援は、「紀之重分店」だけでなく、築地市場全体の未来を支える取り組みと言えるだろう。