シニア世代向け新UI/UXソリューション「SIXM」の提供開始

新しい生活様式の実現に向けて

2024年9月16日、敬老の日を記念して、株式会社ナディア（東京・新宿区）が新たなソリューション「nadia SENIOR UI/UX METHOD」（略称：SIXM）の提供を開始します。この取り組みは、人生100年時代を迎え、年齢に関係なく新しい挑戦ができる社会を目指すものです。特に、シニア世代に向けたデジタル化の課題に対応することを目指しています。

背景

医療技術の進歩や生活環境の改善により、人々はますます長生きする時代に入っています。しかし、コロナ禍に伴うデジタル化の進展によって、テクノロジーの変化が日常生活に急速に浸透しています。そこでナディアは、身体機能の低下を感じ始めるシニア世代に向けて、使いやすく、楽しさを感じられるUI/UXソリューションを開発しました。

新ソリューション「SIXM」について

「SIXM」は、54歳から79歳をターゲットとした新たなUI/UXメソッドです。この世代が、これからの20年の中で身体機能の変化やITの進化とどのように向き合うかが重要と考えています。特に、アクティブシニアが増加する現代では、デジタル技術を駆使することでより充実した生活を送ることが期待されています。

実際のデータによると、2020年時点ではシニア世代の25%がデジタル技術を利用していましたが、2030年にはその数字が80%に達する見込みです。このように、シニア世代のデジタル化の進展は不可避であり、ナディアはそのニーズに応えるべくSIXMを開発しました。

ただし、シニア向けのデバイスやサービスはこれまでも存在しましたが、使いやすさを重視しすぎるあまり、多くの機能を排除したり、デザインが簡素化される傾向が見られました。そのため、実際に使いたいと感じるデザインに仕上がっていないことが多かったのです。ナディアは、アクティブシニアにとっても楽しめるような情緒的価値を持つデザインが必要であると考えています。